四国は今年は例年になく早く梅雨明けしましたが、ここ数年間では一番早い梅雨明けのように思います。例年、水不足に悩まされる香川も今年は4月から定期的に雨が降り、水の心配なく田植えができたのは、ほんとに有り難い事でした。ところが、四国以外の地域では、今年は雨が極端に少ないのだそうで、狭い日本の中でも、事情は様々のようです。
さて、7月に入ったばかりのある日、そろそろイチヤクソウが咲いている頃かなと、山に行ってきました。思惑通り、良い花姿を見ることができました。
キバナノコマノツメとユキワリソウのツーショットはパステルピンクと黄色のロマンチックな、組み合わせです。少女趣味と言われようがなんであろうが、この二つの色の組み合わせはほんとに良いと思います。しかもそれが赤っぽい橄欖岩をバックにするところがなんとも言えないですね。
八巻山山頂から北側斜面を覗きこんだら、ユキワリソウが咲いているのが見えました。
15日に来た時に東赤石の登りで咲いていたユキワリソウは、このときはすでに花が終わっていましたが、去年、6月末に来た時の記憶では八巻山の岩場にユキワリソウがたくさん咲いていた記憶がありました。
東赤石山頂には一組のご夫婦が先客でおいでています。
最近、団塊世代のご夫婦がリタイヤされて山歩きを仲良く楽しまれているのか、平日でも時折、そんなご夫婦を見かけます。
私たちはトラバース道に出たときに軽く食べてはいましたが、ここで、一応、お昼にしました。
展望も思ったよりは良くて、東赤石でこれだけ見えれば良しとしなければいけません。
トラバース道に出たら西に10分も歩けば、山頂へ向かう登り道がついています。ここからはちょっと急な登りですが、8月頃だとカキランなども咲いている楽しい道なのです。
前回来た時はキバナノコマノツメやユキワリソウをかなり見ましたが、今回は咲き終わったのか、かなり少なくなっていました。
自然林歩きはいろいろと花が咲いていたり、見たり撮影したりの時間が長く、お天気が良くてもやはり時間を食ってしまいます。が、それほど下山時間が遅くなりさえしなければ、この時期は日も長いので、たっぷりと山を楽しむとします。
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