秋晴れの石鎚東稜に登る、その4、岩とリンドウ
展望の良いところはところどころで踏み跡がついていて、撮影ポイントまでちゃんと行ける様になっています。ここもそうしたポイントの一つのようです。
石鎚の上空はどうやら九州方面から東京か大阪に向かう飛行機のルートになっているらしく、上空を時々飛行機が飛んでいきますが、真っ白な飛行機雲を描きながら飛ぶ様も、秋空にぴったりです。
ますますせり上がってくる瓶ガ森・・。
私は遠いところだけはしっかり見えるので、表参道を歩いている人、一人一人もよく見えました。
7年前に小4だった末っ子と歩いたコースです。
綺麗なリンドウだから近づいて撮影したいな~と思っていたら、なんとこの岩を横ばいに歩くコースなのでした。何のことはない、いくらでもリンドウをアップで撮影することが可能でした。
でも、下は断崖絶壁ではないので、特に怖くはないです。
ここが第一の難関らしいです・・・。
先ほどの岩の付近で、後方に5,6人のパーティーが来ていたのですが、先に行ってもらうことにしました。
先に行ってもらったパーティーはメットやザイルを持っていたので、ロッククライミングをする方たちかもしれません。
男性ばかりのパーティーでしたが、中高年の方も混じっていたようです。
先に行かれた人たちを撮影することで、歩くルートがわかりやすくなり、結果的に良かったです。
これも何とか手がかりを見つけてよじ登る岩です。上で、S君が待っているようです。
幾本も屹立した岩の間は笹原になっていて、笹原には踏跡がついているので、それほど迷うことはありません。
笹の丈も精々腰までで、急な登りですが笹を掴んで登るので、そうしんどくはないです。
この日は私は比較的調子が良かったようで、このコースで息が切れるようなところはありませんでした。ゆっくり歩いたということも勿論ありますが・・。
二年前に歩いた笹倉~筒上の笹はスズタケというのか背丈を越えるほどの大きく、そちらのほうがよほど藪こぎが大変だったです。
このときも落石を用心して、先行のパーティーとは少し距離を置いています。
大きな岩と岩の間から、向こう側の山肌が見えています。この岩を矢筈岩というそうです。
真下は流石に覗きませんでした。
笹にはしっかりと踏跡がついていますね。
ミヤマダイコンソウのようです。アルプスでは御馴染みの花ですが、四国では珍しく、石鎚山以外ではあまり見ないようです。
真正面には岩黒山や筒上も見えます。
瀬戸内海を写した写真に、実家が写ってるであろう方向がバッチリ写ってました。
投稿: アコモ | 2008-10-10 11:05
アコモさん、こんばんは。
そうですか、アコモさんのご実家はそちら方面なんですね。
というものの、私も最近は西条を通っても、加茂川から南に行くばかりで、街中はもう何年も通ったことがありません。
昔、西条高校出身の大学の同級生がいて、一度だけ、西条高校の正門のあたりに行きましたが・・・。
今は高速がありますから、西条まではほんの一走りですね。
電車の時はかなりかかりましたっけ。
投稿: keitann | 2008-10-10 21:13
実家の窓からは石鎚山が正面に見えます
お山開きの日の夜なんか、夜間登山のヘッドライトの光で登山道が光の筋となってハッキリ見えます
高校まで地元でしたが、校歌には全て石鎚山が出てきます
それくらい石鎚山が生活に密着してるんですよ
投稿: アコモ | 2008-10-11 12:19
窓から石鎚がみえるとは、ほんとに羨ましいですね。
私が最近、あまり東京に行かないのは、東京からは山があまり見えないというのもあるように思います。
四国の人間は誰だって、どこからでも山が見える環境ですからね。
うちから見えるのは讃岐富士や大麻山ぐらいですが、それでも見えるとほっとします。
石鎚ぐらいの名山になると小学校から高校まですべての校歌に出てきそうですね。
投稿: keitann | 2008-10-11 18:22