秋の東赤石を楽しむ、その2、カマツカの実
目の前に真っ赤な実がたくさんぶら下がっています。ここにこんな実がなるとは全然知りませんでした。この沢コースは、私はいつも下りで使うのですが、下りはたいてい薄暗くなっているので、周囲の様子をよく見てないのでしょう。
確か、ほかに赤い実がなる木で、こんな葉っぱをしている木は?一生懸命、頭をひねって、カマツカの木があったと思いだしました。
帰宅して調べたら、やはりカマツカで合ってるようです。
カマツカはバラ科の木ですが、実はどことなくバラの実に似ています。
歩き始めてすぐの沢近くの岩にアサマリンドウの花つきの良いのが見えました。
日も良く当たってるのですが、花が開いていません。
アサマリンドウの花はほんとに開いているのを見るのが難しいです。
ここのところ、毎回、下りにしかこのルートを使わなかったので、朝日の中で見る沢は、いつも見ている夕暮れ時の薄暗い沢とはまるで別物のように見えます。
水量もここのところの雨で、十分に水量があって、見ごたえがあります。
この付近はシコクブシが少し咲く場所になっていますが、花はほぼ終わっていて、実になり始めていました。
3日ほど前に見た大滝山のタンナトリカブトとの違いを一生懸命、見つけようと努力します。
葉の形も違うし、野草友達の話ではシコクブシは真っすぐに立てらず、株が倒れ気味なのだそう・・。なるほど、そんな風に見えます。
この辺りは、昼間でも薄暗い場所になっています。快晴の日の昼間でこうですから、天気の悪い日は、3時ぐらいでも、しっかり夕暮れ時のようになっています。
赤や黄色の色づきも見えますね。
デジカメを構えるreikoさん。
水は綺麗で、若い女の子たちが「飲んでいいですか?」と尋ねますので、「どうぞ、どうぞ」と答えます。あまり山に登れ慣れてない人は山の水を飲むのに躊躇するようですが、特別な場合を除いては、山の水はとても美味しいです。
私も顔を洗ったついでに、一口、沢の水を飲みます。
うっそうとした樹林が途切れて、道も明るくなってきました。
アサマリンドウが日向に咲いていますが、これも花は閉じたままです。
もしかすると、すでに咲き終わった花かもしれません。
空は真っ青です。
コメント