秋晴れの石鎚東稜に登る、その5、絶景また絶景
展望の利く尾根に出たら、その後はここでしか見られないという絶景に、歓声を上げるばかりです。あっちも、こっちも素晴らしい眺めで、登りながらも後ろを振り向いたり、横を見たりで、忙しいです。快晴で足元が良いので、なおさら周囲を見渡す余裕ができます。
岩がところどころで、屹立して、普通の山では見ることができないような光景になっています。
そして岩の向こうには瓶ガ森とその奥の伊予富士へと延びる稜線です。
広角レンズならではの画像です。
この付近の道は歩きやすいので、周囲を見渡す余裕が十分あります。
タカネオトギリでしょうか。深い赤に色づいた実になっています。
筒上、手箱などの山々も手前に岩場が入ることで、変化に富んだ眺めとなります。
株もとの葉っぱを確認したところ、どうやらホソバシュロソウのようでした。
先行のパーティーの人たちが岩場を登っています。人数が多いので、時間がかっかっているようで、その間、こちらは周囲の景色を楽しみながら、ゆっくり待ちます。
左を見るとこんな岩が出っ張っています。これがよく話しに聞く墓場尾根??
これが南尖峰と呼ばれる岩の塊です。石鎚山は、弥山、天狗岳、南尖峰の三つの山からなっているそうで、その総称とのこと。
7年前に登ったときは何も知らず、表参道から弥山まで来て、そこが山頂だとばかり思っていたのでした。
今回は一番最初に登るのがこの南尖峰ということになります。
なんだか岩場をつたって歩いているようです。
あの格好でないと歩けないということは、かなりの難所?
ここがカニの横ばいといわれるところでしょうか?
カニの横ばいって、北アルプスの剣岳でも、そんな名前の場所を通ったように記憶しています。
私も渡り終えた後で、撮影してみます。でも、人がいなければただの岩で、迫力がないですね。ここは転落したらやばそうなので、ちょっと気を使うところでした。
中沢のコルに着きました。ここで、お昼を食べることになりました。
弥山は人が多くてうんざりするので、静かな東稜のコース上でお昼にしようというのがS君の考えだったようです。
いよいよ最後の詰めに近付いてきましたね。あの岩場は軽々とクリアー出来たんでしょうか?楽しみに待ってます。
ところで修学旅行に行った娘ですが。旅行先で熱が出て病院に行ったら扁桃腺が腫れてるとのことで、急遽点滴で
熱を下げたようです。保険証のコピーをFAXで送ったりして大変でした。明日の朝帰ってきますが、良い思い出になった
でしょう(-_-;)
投稿: おいわさん | 2008-10-09 15:22
おいわさん、こんばんは。
どうやら私たちが通ったルートはおいわさん始め、皆さんが通ったルートとは違うルートでした。
次の記事でトップ画像にもってきた岩場を皆さん、登られているようですね。
でも、仲間の話によれば、枯れ木が倒れたら危ないとのことで、そのコースは禁止されているはずとか・・。
というわけで、私たちは右へ行かずに左の岩場に進んだのです。
そこは特にザイルも必要なく、ただ、私のように身長がないものにとっては、一枚岩のように見える岩に登るのが
ちょっと難しく、岩の谷側の草つきを巻きました。
この草つきがもろかったりすれば駄目なわけですが、しっかりしてそうな木などを掴んで確保はしました。
娘さん、もう小6になられたのかな?
あの小さかった娘さんが・・・早いものですね。という私のほうも、皿が嶺や東赤石に連れて登っていた小4の末っ子が
今では高2ですよ(^_^;
旅先での発熱は、あまりにも修学旅行を楽しみにしてたからかな~?
送り返されたりしなくて、良かったですね。
投稿: keitann | 2008-10-09 21:22