11月上旬の野草、イヌセンブリ
去年も今年も、夏は猛暑と日照りが続きました。
湿り気を好むイヌセンブリが果たして、無事に夏が越せたかどうか、はらはらしながら見に行きます。
今年は去年見たのとは、ちょっと離れた場所で咲いていて、消えてしまったかとがっかりしていたら、少しはなれたところで白い花が見えて安心しました。それでも、株は2,3年前に比べるとずいぶん減りました。
茎が倒れやすいのか、ほとんど寝そべったような格好で咲いてます。
真っ直ぐ立っていると丈は30センチ以上はあるでしょう。
花はセンブリと同じぐらいの大きさですが、草丈はセンブリより大きめです。
花弁には、黒っぽい筋が入っていて、蜜腺のまわりの毛がもじゃもじゃとしているのが特徴です。
肉眼では蕾かなと思っていたのですが、かえってモニターで確認すると、すでに花が終わって実になりかけている花でした。
いつもは10月末ごろに見に来るので、ミニなり始めたのは初めて見ました。
近くで咲いていたベニバナボロギクも、毎年、イヌセンブリと同じ頃に咲いています。
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