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2008-12-19

師走の一日、海辺の山を歩く、その5、

ゆっくりとお喋りしながら、お昼を食べていたら、あっという間に午後2時40分です。

下山は箱峠方面に下って、庄内半島をぐるりと回っているバスがあるので、それで、登山口まで帰るつもりでした。2時45分か3時半ごろのバスに乗るつもりだったのが、到底、無理です。仕方ない、4時40分のバスがあるので、それには間に合うだろうということで、下山し始めました。

Pc076016

下山の前に展望台で、眺めを楽しむことにします。

いつも桜の季節に来るので、紅葉の眺めは初めてですが、それはそれで落ち着いた良い眺めです。

いちばん向こうに突き出ているのが三崎灯台の辺りで、かすかに白く灯台が見えています。紫雲出山の山頂から、あの灯台まで縦走して行けるらしいですが、時間が余分に2時間はかかるので、この日は途中の箱峠まで下ります。

Map2 庄内半島のガイドマップを貼ってみます。

クリックで大きくなりますので、庄内半島においでになりたい方は参考にされると良いかもしれません。

Pc076015 展望台には石鎚や今治方面も見えると書いてあり、石鎚が見えるはずの方角を撮影して見ましたが、かすみがかかったようになっていて、残念ながら見えません。

中央の島が恐らく股島という島で、股島の後方に石鎚が見えるらしいです。

このときは光の加減なのか、海が不思議な色に写っています。

Pc076018 こちらは一つ手前の古三崎のようです。

海の見える喫茶店などがあるところです。

Pc076014 こちらは西の方角、七宝山と仁尾の町です。

Pc076020 展望台からの眺めも見終わり、いよいよ下山です。

しかし、東の眺めも見落とすわけにはいきません。

画像下に見えている裸木は桜です。春はピンクに染まります。

Pc076025 ここにも、シマカンギクが初々しい姿で咲いていました。

Pc076027 遊歩道から少し東に寄って、粟島などの眺めも楽しみます。

中央の細くなった砂州は、高校時代にクラゲに刺されながら泳いだ思い出の場所です。

Pc076031 讃岐富士や五色台もくっきりと見えていますね。

讃岐の里山はどれも、のどかな形をしています。

Pc076036 シロバナハンショウヅルが実になっていました。

タカネハンショウヅルの実と似ています。

Pc076047 足元にツルウメモドキの木がたくさん落ちていると思ったら、頭上6mぐらいを見上げると、ものすごく大株のツルウメモドキです。

こんな大株を見たのは初めてかもしれません。

Pc076056 メジロの声がします。

ツルウメモドキの実を一生懸命ついばんでいました。

ツルウメモドキは見ても綺麗ですが、味も良いのでしょうかね。

今年は実ものが豊作なので、メジロも嬉しい悲鳴を上げていることでしょう。

Pc076064

サンショウの木も多くて、赤い実をつけている株もありますが、この株は葉の色が綺麗でした。

Pc076068 07年の春にもこの道を下っていますが、そのときはコバノタツナミソウの群生が綺麗でした。

海辺の低山はぽかぽかと暖かいので、思ったとおり、返り咲きのコバノタツナミソウがあちらこちらで咲いています。

コバノタツナミソウも大好きな花なのです。

Pc076073 眼下に海が見えてきました。

急な下りを下ると、ちょっとした平らな場所がありますが、その付近も見事な紅葉で、思わず歓声が上がります。

コナラの紅葉です。

Pc076077 東の方向には島越しに瀬戸大橋が見えています。

Pc076087 コナラとハゼの渋い取り合わせです。

枝の向こうに見えているのは、これまた海と島なのです。

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