ヒメオドリコソウと野鳥たち
毎年、スミレの花がいろいろ咲くので見に行く山があります。
今年もそろそろ咲いているかと思い、行ってみましたが、生憎とまだアオイスミレぐらいしか咲いてはいませんでした。
でも、この前は咲いてなかったヒメオドリコソウが咲いていて、嬉しく思いました。
山野草でもユキワリイチゲやコバイモの仲間は人気があって、また盗掘に遭ったりもする花です。勿論、綺麗な野草は大好きですが、それでもヒメオドリコソウなどの普通に見られる野草も勿論好きです。
考えてみれば、2001年4月に、県内の山に登り、見る花すべての名前がわからなかったのがきっかけで、野草の図鑑のようなものを買い求めて、自己流で勉強を始めました。最初に見た花は忘れもしないカキドオシだったのです。ですから私の野草散策の花の原点はカキドオシだといっても良いのです。
野草散策を始めた8年前には、山にデジカメを持参して写真を撮っている人ほとんどといってよいぐらい見かけませんでした。
サイコクサバノオなどという小さな花を撮影していると、追い抜いていく人が「そんな小さな花を撮ってどうするの?」などといわれたこともしばしば・・。
その後デジカメの普及とともに、山野草ブームのようなものが始まり、中高年の山歩きブームとあいまって、今では山に行くと、必ずのようにデジカメをもった中高年の方たちに会います。
私のほうはといえば、その後、山歩きを復活したこともあって、次第に山深く歩くことも多くなり、それに連れて、珍しいといわれる山野草などを見る機会も増えてきました。
それでも自分の足で歩いて、その地域で育っている植物を見てみたいというという思いが私の野草散策の原点です。
野草の咲くスポットを他の人に尋ねて、手っ取り早く、多くの植物の写真を撮りたいという気持ちはさらさらありません。
また、野草の自生地を他の人に教えようという気持ちもさらさらありません。新しい植物にも毎年、2つ3つぐらい出会えたら良いな~という気持ちで歩いています。去年見たから、この花は今年はもう見なくても良いというのではありません。毎年でも見たい花は見たいものです。
夕暮れ時になったからか、いつの間にか野鳥が多くなっていました。
3月も今時分になって、初めて見るヤマガラ君です。
今年はそういえば庭にシジュウカラも遊びに来ませんでした。
夕暮れ時の山は野鳥のさえずり声で賑やかでした。
けいさん
コゲラはちっちゃいのに、いっちょまえに木を「コンコン」「カタカタ」とつつきます。
あの音としぐさが可愛いですね(^_^)
シジュウカラは営巣を始めました、いつものごとく、いつもの場所で。。。
投稿: あゆ | 2009-03-16 14:17
あゆさん、こんばんは~。
そうそう、コゲラがいると、カタカタという音がするので、直ぐにわかります。
最近、ちょっと山に行くと、必ずと言ってよいほど出会います。
今日はコゲラではなく、ウグイスをかなり見ましたし、鳴き声も聞きましたよ。
でもね、藪の中にいるので、撮影が難しいんですよね。
シジュウカラはとうとう、今年は声だけを聞きました。
投稿: keitann | 2009-03-16 21:25