スプリングエフェメラル岡山版、その1、キバナノアマナ
3月17日、山友達でもあり野草友達でもあるTさん、Rさんとともに、瀬戸大橋を渡り、岡山まで野草を見に行ってきました。
2003年2月に、セツブンソウを見るために岡山まで車を走らせました。それ以来、毎年のように春一番に咲くセツブンソウを見に行っていましたが、今年はセツブンソウが咲いた後には何が咲くのだろう?という素朴な疑問が沸き起こり、セツブンソウ後の花を見に行くことにしました。
先ず会えたのは、キバナノアマナでした。
キバナノアマナはアマナとはつきますがユリ科キバナノアマナ属です。もう5年ほども前のこと、今みたいに野草の知識もあまりなくて(今も大してありませんが)アブラナ科の花やアマナの仲間は見てもあまりわからなかった頃がありました。
その頃に、愛媛の山と徳島の山の二箇所で見たものの、そのときは何だろう?と分からなかったのがキバナノアマナだったのです。その記憶があるので、キバナノアマナは山で咲くものというイメージがありました。
ところが岡山では山というよりも山すそに咲いています。
といってもうち一箇所は保護されている場所での出会いです。
↑画像は保護されている場所ではなく、まったくの自生のものです。
まだ咲き始めなのか、黄色の色がどことなく緑色を帯びています。
それでも撮影をしているまに、陽射しを浴びたせいで、咲き進んできたようで、黄色が濃くなってきました。
こんなにしっかりと見るのは初めてなので、嬉しかったです。
キバナノアマナの黄色い色は、まさしく春の色ですね。
アズマイチゲ、ヤマエンゴサク、キバナノアマナのスリーショットです。なんて可愛いんでしょう。
セツブンソウの葉っぱも見えていますね。
この日はお天気が良すぎて、私のような初心者には撮影が難しく、それがちょっと贅沢な悩みとなりました。
今度は四国のキバナノアマナをもう一度しっかり見つけなければと思いました。
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