09年徳島花散策、エイザンスミレほか
春の山は、植生の豊富な山であれば、スミレだけでも4,5種類は見られますね。
スミレの好きな私としては、そんな意味でも春の山歩きは楽しいものです。
この山ではなんと言ってもピンクの濃いエイザンスミレが素晴らしいです。
実際の色はもっと赤紫と言ってよいような色ですが、私のカメラでは紫が強く出ています。
エイザンスミレは四国の山でもあちこちで見かけますが、この山で見るエイザンスミレは側特の色です。また、株の大きさも他の山のエイザンよりも小さくて華奢で愛らしい印象があります。
エイザンに良く似たスミレでアカバナスミレというものがあるそうで、もしかしたらこのスミレはアカバナスミレになるのかもしれませんが、素人の私には断定は出来ません。葉は3裂しています。
点々とまるで星が瞬くように咲いているスミレたちです。とても可愛かったです。
ヒゴスミレのほうはエイザンスミレより標高の低い場所に沢山咲いていました。
香川で見かけるヒゴスミレや4月初めに島根の山で見かけたヒゴスミレはピンクがかった花でしたが、この山のヒゴスミレは真っ白の花ばかりです。
ヒゴスミレの自生は3年前に始めて見たばかりですが、最近はあちこちで良く見ています。
四国では特に徳島の山で良く見るように思います。
スミレサイシンよりも葉が細長いのでナガバノスミレサイシンというようです。
四国の山ではここと皿ヶ嶺に咲くものしか、私は見たことがありません。
いろいろな山にスミレを見に行きたいのですが、体がいくつあっても足りません。(^_^;それに、まさか、毎日山に行くわけにもいかないしね・・・。
落ち葉のお布団をかぶっていました。
花は白っぽいものと、やや紫がかっているのとがあるようで、それは島根で見たサンインスミレサイシンも同じでした。
シハイスミレは山地では小さい株が多いですが、ここの株もまたずいぶんと小さい株でした。
でも、やっぱり可愛いスミレですね。
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