石鎚山系ツツジ街道、その3、ガスに浮かぶアケボノ
岩黒山頂からの下りは筒上方面の雄大な眺めが楽しめるダイナミックな下りです。
去年もそんな眺めをたっぷりと楽しみましたが、今年は下っていて、息を呑みました。
去年もアケボノツツジが見えていた山肌にガスがかかり、アケボノツツジが見え隠れしています。それは今まで見たことのないような素晴らしい眺めでした。
立ち尽くしたまま、何枚も何枚もシャッターを切ります。
最初はガスに覆われていた山肌ですが見る見る間にガスが晴れてきました。
その他、友達に沙メールで送ろうと思い、携帯のカメラでも写しました。
最初から見えているのと違い、ガスが晴れて見えてくるというのはなんともドラマチックで、引き込まれるものですね。
去年もここを通っているはずなのに、去年はこんなに撮影しまくったという記憶がありません。これもやはりガス効果でしょうか。(^_^;
これもまた綺麗でした。
激しく流れるガスの向こうには不思議とここだけはくっきりと見えている筒上~手箱の稜線です。
もっと見ていたいのですが、そうもいかず、歩き始めると、アケボノの咲いている山腹は直ぐに見えなくなり、代わりに、後ろを振り返ると石鎚と岩黒山の姿が見えてきました。
アケボノツツジばかりをアップしていますが、もちろんミツバツツジもあちこちで咲いているのです。
ただ、ミツバツツジはどの山でも咲いているので、どうしてもアケボノツツジの姿ばかりを撮影してしまいます。
S君の話ではこれが4月末の時ならぬ寒波で花咲かぬまま枯れてしまったアケボノの花芽だそうです。
この株は可哀想に花を咲かせないまますでに葉が展開していました。
アケボノツツジは普通は葉が展開する前に花だけが咲きます。
下のほうにはスカイラインも見えています。
雨を覚悟していたのに、こんな展望目で得られようとは予想もしませんでした。
撮影してばかりの岩黒からの下りがようやく終わり、9時55分、丸滝小屋に着きました。
丸滝小屋の画像を撮り忘れたので、この画像は帰りに撮影したものです。
なぜ撮り忘れたかというと・・・・そのわけは・・・
去年は丸滝小屋でヒカゲツツジが咲いているのは気づきませんでしたが・・。
後で分かったのですが、こんな具合にうっすらと赤味を帯びた花はちょっと咲き進んだ花のようでした。
ヒカゲツツジを思う存分撮影した後で、ようやく休憩に入りました。
そういえば、朝ご飯のパン少しは6時半頃に食べたきりで、少しお腹も空いてきました。
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