タカネバラ、下見、その3、植林から自然林へ
コゴメウツギはウツギとはつきますが、バラ科の低木です。香川の山にも咲くのですが、前回行ったときには花芽しか見られなかったので、ここで見ることができてラッキーでした。
低山で見そびれても初夏、盛夏と季節が進むに連れて段々高山に登るようになるので、見そびれた花を後で見られることもしばしばです。
大した水量ではないですが、それでも、大雨の後は増水しているので、渡りにくいです。
この後、道は過ぎの植林の中の道になります。
この道が結構長くて、うんざりしてしまいます。
もっとも、東赤石のシコクミヤマスミレは開花しないように聞いています。
ミズタビラコがあったので、撮影しましたが、クワガタソウの株が写っています。ここはクワガタソウが咲くのでしょうか。今までここで花を見たことはないですが・・。
それとも何か別の花?
ヤマジサイはところどころで見かけますが、橄欖岩が出てくるまでは赤いヤマアジサイは見られません。
苔の中にフイリシハイスミレの綺麗な葉っぱ・・。去年も確か撮影したような?
苔もとっても綺麗です。
ここ、東赤石は水の豊富な山なので、いたるところこんなしっとりとした様子です。
前回登った剣山系の笹が枯れて樹木の皮がはがれて荒れているのとは大違いです。やはり赤石山系には鹿がいないからかもしれません。
シロバナニガナとハナニガナが一緒に咲いている場所がありました。
シロバナニガナもハナニガナの仲間で、舌状花が8~10個あるとか。
苔の中に見えているのはアサマリンドウの株です。植林の下草にアサマリンドウがとても多いのですが、生憎とアサマリンドウの花の時期には登ってないです。
10時10分、ようやく第二の渡渉点に着きました。瀬場谷の橋から1時間10分もかかっています。ここで休憩を入れます。
晴れているのと、登りばかりなので、水分をいつもより多めに摂取しているようです。凍らせたアクエリが美味しい・・・。
ペースが遅いのは、撮影しながらなのと、1人の気楽さで、時々立って休みを入れるためですね(^_^;
ここからは植林が終わり、自然林になるので、とてもよい雰囲気です。
ただし、足元には橄欖岩がごろごろしているので、歩きにくい道です。
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