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2009-06-07

石鎚山系で小さな花のお花見、その9、西ノ冠岳のシャクナゲ

お腹もいっぱいになったことなので、13時丁度に、西ノ冠岳ピークを目指して出発します。

二ノ森方面への巻き道との分岐点にザックを置いて、そこからピストンしようということになりましたが、結局、分岐はお花畑とほんの10mか20mしか離れていないところでした。

P5319985

丁度、西ノ冠岳のピークから単独の男の人が1人下ってこられましたが、山頂付近にはシャクナゲがあるそうです。

分岐に各自ザックを置いて、笹原の道を今度は稜線に向かって登ります。

P5319989左下を見下ろすと、笹原の急斜面が見えて、ここから転落するとやばそうだなと、思わず緊張します。

P5319990 行く手はこんな感じの痩せ尾根です。

危なそうなところは用心のために笹を掴んで登ります。

もし足を滑らせても手で体を確保するためです。

P5319988

後ろを振り返るとRさん、Kさん、そしてTさんの順でそれぞれ慎重に登ってきています。

初心者の人はいないので、こういうときは心強いですね。

P5319992 稜線まで達した後、しばらく登ると、ルートは稜線の北面の樹林帯についていて、もう転落の心配はありません。北側を見ることはあまりないですが、こんな眺めなんですね。

ガスがなければ、海まで見えていたことでしょう。

P5319995

運良く、青空が少し覗き始め、向こうにピンクのシャクナゲが一輪見えてきました。

P5319997 手箱でも稜線上でシャクナゲの木を見ましたが、ここの稜線の木も、やはり風が強いからか、どれも丈が低いです。

目の前にピークらしきのが見えますが、それは偽ピークで、そこから少し登ったところに本来のピークがあるというのは、先ほど会った単独の男性が教えてくれました。

P5310001_2

13時13分、西ノ冠岳山頂に着きました。

山頂表示は単独の男性が言っていたように、えらくみすぼらしい文字の消えかけた小さな板切れでした。

P5310002 山頂付近のシャクナゲはまだま固い花芽でした。

P5310004 西ノ冠岳に登った私たちのためを思ってか、私たちが山頂でいる間、弥山がガスから顔を出してくれました。

P5310006 結局、展望もほとんどないし、狭いしということで、山頂にはほんの数分いただけで、直ぐに下り始めました。

下り始めで見かけたシャクナゲですが、これはすごく綺麗な花でした。

P5310007 下っている間に、一瞬、弥山への稜線が見えました。

痩せ尾根を下るときも、足を滑らせないように慎重に下ります。

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