北アルプス最北の山旅、その7、鹿島槍が見えた
鹿島槍は双耳峰なので、遠目にもそれとすぐにわかります。
稜線から下を見下ろすと、1000mほど下でしょうか、恐らく栂池方面と思われます。道がくねくねと走っていて、建物も3軒ほど見えています。
あれが噂に聞く栂池自然園かもしれません。
ガスがどんどん下から上がってくるので、Yさんが「急ぎましょう」と言います。
白馬と白馬杓子との間の最低鞍部の向こうに剣岳らしき尖りが見えてきました。
でも、このときはこれが剣だとわかっていたわけではないのですが・・。
四国のツガザクラとはどこか違うような気がします。
小蓮華山方面からは白馬岳から下山してきたと思われる人たちも下ってきました。
この辺りはお花も多くて、ハクサンイチゲはいたるところで咲いています。
ここのものはウメハタザオというようで、葉の表面に毛が生えているようです。
岩の付け根にもムシトリスミレが咲いていて、帰宅してから画像を確認したら葉っぱに虫のようなのがくっついています。
ムシトリスミレって葉っぱで虫を捕るんですね。知っていれば、もっと近づいて観察するんでした。
ぱっと見るとまるで雛菊のようで、ほんとに可愛かったです。
園芸種のエリゲロンの仲間なんですね。
この後もいたるところで見かけました。
一緒に写っている黒っぽい花はコタヌキランでしょうか?
小蓮華山に近付いた頃からオヤマノエンドウの青い花をたくさん見かけるようになりました。
しかし、この頃から風が強くなり始めたのでした。
8時40分、小蓮華山に着きましたが、風が強く、とても山頂で休憩できるような状態ではないので、少しやり過ごして、風の少しましなところで休憩しました。
keitann様 こんにちは
こんなにたくさんの高山植物を見せていただき、もう言葉が出せないほどです。
ただもう、ウットリですね。
暑い平地とは違い、此処は天上の別天地ですね。
山岳景観も変化があり、美しく、迫力があります。
花達も、山の眺めも、とても素晴らしい眺めですね。
投稿: ぶちょうほう | 2009-07-23 16:50
ぶちょうほう様、こんばんは。
このコースはほんとに花好きにはたまらないコースですね。
撮影が忙しくて、なかなか大変でしたけど、それでも晴れてくれて花が多かったことは
とても喜ぶべきことでした。
この日は暑くもなく寒くもなく、歩き易い気温でしたが、途中から風がずいぶん強くなって
特に、白馬の南北の稜線は風で吹き飛ばされそうなぐらいでした。
高度を上げるにつれて北アルプスの山々がせり上がってくるのも良かったです。
投稿: keitann | 2009-07-23 21:35
けいさん
流石、花のしろうま山系ですね~
マクロレンズを忍ばせて、又一度登ってみたいです!
白馬三山は、長男が小学校1年生の時に一緒に登った山なので、ことさら印象に残ります。
コースも色々検討したので、ガイドブックの上では登ったことがあるかな・・・。
山はいいですよね~
けいさんのメッセージや写真を拝見させてもらって、実感します!
投稿: housi216 | 2009-07-23 21:53
housiさん、こんにちは。
白馬はほんとに花が多くて、大満足の山旅となりました。
遠くまで運転して言った甲斐がありましたよ。
housiさんならうんと素敵な花画像を撮られることでしょうね。
私などはとりあえず記録という程度の画像しか撮れませんが・・・(^_^;
息子さん、白馬に小1で登っているんですね。羨ましい・・・。
そういう私も、20代初めに一度登っていて、これが二度目ですが・・。
でも、学生時代に登ったときは、お天気がイマイチで、これほど眺望がなかったため
写真もそれほど残ってないんですよ。
確かにガイドブックを何度も見ていると、それだけで登ったような気になりますよね。
でも、実際にこの眺めを目の当たりに見るのは素晴らしいの一言ですよ。
また、是非登られてみてくださいね。
投稿: keitann | 2009-07-24 17:51