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2009-09-15

山陰駆け足ドライブ、その4、玉峰山に登る

後で調べたら、宿の正面に見える玉峰山は出雲風土記にも出てくるなかなか由緒のある山のようです。

宿の夜は文庫本を読むぐらいでほかにすることとてないので、私にしては珍しく10時には就寝します。そして5時には起床です。

身支度したら、カメラバッグにしているウエストポーチだけを持って出発です。

P9078206_2

5時20分ごろ、外に出たときの画像です。ようやく空が白み始めたところです。

登山口を探すのに、10分近くかかってしまいました。

歩き始めは5時半頃でしょうか。

P9078356_2 下山してからの撮影ですが、この登山口からの所要時間は1時間40分となっています。しかし、実際は1時間半もかからないみたいです。

道は最初は樹林帯の中の薄暗い道です。

P9078233_2 これはミヤマシキミでしょうか。

匍匐していませんね。

P9078330_2 途中から山道沿いにオオイワカガミの葉っぱも出てきます。山頂付近に至るまで、かなり見ました。

P9078320_2 ぶれていて申し訳ないですが、これはフイリスミレサイシンの葉でしょうか?

P9078338_2 イカリソウの葉っぱもあちこちで見かけました。

さすがに日本海側の山だけあって、四国の山とは植生がかなり異なります。

P9078235_2 独特の樹肌の模様でナツツバキだとわかりますが、これも標高600m弱で見かけました。

P9078246_2 急な階段を上がると稜線に出たようでした。

ここから先は軽いアップダウンを何度か繰り返します。

P9078262_2 ところどころにホツツジの木があります。

三瓶山でも見ましたが、この辺りには多いのかもしれません。

P9078275_2 実がすでに黒く色付いたナツハゼも見かけました。

味見してみましたが、酸っぱかったです。

P9078279_2 6時55分、山頂に着きました。

しかし展望は残念ながらありません。

P9078285 四国では東赤石でよく見かけるクロソヨゴの実をつけた株が山頂に生えています。

赤い実が賑やかで良いですね。

P9078297_2 これも山頂付近でよく見かけたハギでツクシハギかと思います。

下り始めは7時5分です。

P9078305 登りの時には気づかなかったヤマボウシの実を下りでは見つけました。

もうそんな季節なんですね。

P9078309_2 シコクママコナは中腹からたくさん咲いていたのですが、これも辺りが明るくなってきた下山の途中でようやくまともに撮れました。

P9078310_2 ホツツジの花も7時を過ぎたら何とかまともに撮影できたみたいです。

P9078311_2 7月半ばの北アルプス朝日岳で花を見たツルアリドオシはここではもう赤い実を見せてくれました。

P9078313_2 低山ですが、ナナカマドの実もしっかり色付いています。

P9078322_2 ぶれてしまいましたが、コアジサイの花後のようです。

四国ではコアジサイは見ないので、一体何の花芽だろうと不思議だったのですが、花芽ではなく花後だったのでした。

P9078327_2 カシの仲間にドングリも実って季節はいつの間にか、実りの秋です。

P9078351_2 実が続きますが、こちらはコバノガマズミのようです。

P9078355_2 8時近くになって、ようやく宿の傍の車道まで下りてきました。

これでも下りはトレイルランよろしく、半ば走りながら下ったのでした。

ツユクサのブルーが朝開いたばかりで、綺麗です。

P9078359_2 ベニバナボロギクも咲きはじめています。

P9078361_2 ここ2,3年見そびれていたカラスノゴマも運良く見ることができました。

P9078363_2 同じ黄色いお花が見えたので、これもカラスノゴマかと思ったら、こちらはオトギリソウでした。

でも、後方の黄色はカラスノゴマなんですね。

P9078369_2 宿には朝食の時間である8時に何とか戻ることが出来ました。

やれやれ・・。

コメント

こんばんは。
三瓶山から出雲大社までは旅行コースとして読めましたが、
亀嵩とは以外でした。
私も9月2日に玉峰山の中腹の小窓岩まで登り糸滝を見て引き返しました。
早朝登山、ご苦労様でした。

滝花さん、こんばんは。

亀嵩に泊る事になったのは偶然のことで、直前にいつも宿を手配している
じゃらんで予約しただけのことなのでした。
三瓶山や出雲大社からもそう遠くはないですが、登れる山が近くにあって
良かったです。

滝花さんも玉峰山の滝を最近ご覧になっていたとは、ほんとに奇遇ですね。
時間がなくて、滝のほうは見ずじまいでしたが、見ごたえはあるのでしょうか。

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