山陰駆け足ドライブ、その3、オミナエシ
三瓶山から下ったら、今度は出雲大社に向かいます。
私は出雲大社には一度も行ったことがなく、恥ずかしながら、出雲大社がある場所さえ良く知らなかったのでした。
R184をどんどん北上するとやがて出雲市内を通り抜け、えらく広い田んぼや葡萄畑の中を走っていきます。出雲大社って街中ではなく、田園地帯にあるのですね。やがて正面に標高500mほどの山々が連なっているのが見えてきました。
主人の話ではその山の麓でしかも海寄りの場所に出雲大社があるのだとか。
駐車場には観光バスがたくさん来ていましたが、それでも車をすんなりと入れることが出来ました。
境内のほうに向かって歩いていくと、まず目に付くのは巨大な注連縄です。
この巨大な注連縄がかかっている建物は神楽殿だそうです。
こんな巨大注連縄はやはり人の手によって作られるんでしょうか。
緋の袴姿の巫女さんが、せっせとお掃除をされています。
肝心の本殿は「平成の大遷宮」のために、巨大なプレハブのようなもので覆われていて見ることができず、残念でした。
ワイナリーの建物の後方に見えるのが天台ヶ峰などの出雲北山と呼ばれる山々のようです。
この日は暑かったですが、それでも空気は秋らしく澄んでいて、山がくっきりと見えて気持ちよかったです。
山陰に来るといつも思うのですが、車も建物も少なくて、ゆったりとしたところですよね。
宿は仁多町の亀嵩の宿を予約しているので、出雲大社から、再び、南へと向かいます。
R54を走っても良かったのですが、斐伊川沿いの道を選びました。
この斐伊川沿いの道も集落がところどころに点在しているだけで、川はゆったりと流れているという印象を受けました。
宿には夕方6時の到着と連絡してあったのですが、丁度その時間に着きました。
宿の正面に山が見えているのが気になります。
もしかしたら、翌日、登ることも可能かも?
亀嵩という地名は松本清張の「砂の器」に出てくる地名のようで、私はこの本は読んで中なかったのですが、主人は読んだそうです。
宿の中には、「砂の器」に関連したポスターなどもたくさん貼られていて、売店では「砂の器」の文庫本まで売られていました。
夕暮れ時だったので、うまく写っていませんが、翌朝にでもまた撮影しましょう。
宿の人に尋ねた所、宿の正面に見える玉峰山には1時間半ほどで登れるそうです。
登りが1時間半ということは下りは1時間ですから、8時の朝食までに、なんとか登れそうですね。
この夜は星空を期待したのですが、生憎と、夜になると雲が出てきて、満天の星を見ることはかないませんでした。
出雲大社、エン結びの神様だってのは知ってる。
日本中の神様の元締めだしたっけ??
たしか、来月には、ここで神様の会議があるんですよね(*^^)v
投稿: あゆ | 2009-09-15 11:29
あゆさん、そうそう。
10月には出雲に神様が集まるので、他所の地方では神無月と呼ぶけど
出雲では神在月と呼ぶらしいですよ。
出雲では、ちょっと山のほうに行くと車なんかもほとんど走ってないし、民家も
かなり離れていて、「ローソン手前11km」なんて看板が出てました(^_^;
投稿: keitann | 2009-09-15 18:36