高越山で雪を楽しむ、その1、鉄塔保線路を歩く
1月の第3週末は、天候に恵まれました。
その週の半ばに寒波が到来し、平野部の我が家周辺から阿讃の峰々を眺めると、雪でかなり白くなっているようなので、雪でも見に行こうと16日に車を走らせてみました。10分も走らないうちに携帯にメールが入りましたので見てみると、山友達のTさんから翌17日に高越山に登りませんかというお誘いメールでした。Tさんにその後直ぐに電話で詳細をお尋ねして、結局、高越山に行くことに決めました。
もう少しメールが届くのが遅ければ、そのまま阿讃山脈まで行っていたと思いますが、幸い、まだ市内を走っていたので、その日は買い物に切り替えたのでした。
↑画像は高越山山頂直下にある高越寺の様子です。今まで高越寺には8月末に2度行っていますが、何れもほぼ車で登ったようなものでした。
麓から登ったのはこれが初めてでしたが、天候にも恵まれて、青空と雪の素晴らしいコントラストを見られたのは、ずいぶん久しぶりでした。
17日は少々事情もあって、集合は7時半にしてもらいました。嬉しいことに、高松の山友達reikoさんもご主人と一緒に高越山に登られる予定だったとのことで、私たちと同行してくださることになりました。
高松から来られるreikoさんご夫婦とは高越山麓のふいご温泉近くで9時に待ち合わせの手はずです。三頭トンネルを美馬側に下るとき、雪で真っ白になった剣山や矢筈山に感嘆の声を上げながら走ります。そして、吉野川の南側の道路からは、山頂付近が白くなった高越山が綺麗な姿で見えていて、登る前から気持ちは雪の山頂へと飛んでいくのでした。
高越大橋近くの約束の場所に着くとすでにreikoさんご夫婦が待ってくださってました。急いで身支度をします。私はこの日、プリムスやコッフェル、ダウンジャケットなどを入れるために、大きなザックといつもの日帰り用のザックの両方を積んであったのですが、プリムスは要らないだろうということで、いつもの小さいザックにします。
歩き始めは9時7分です。
前夜、分県ガイドで高越山の資料を読んでいたら、なんと麓からの標高差が1000Mあることに気付いて、ちょっと驚きました。何しろ夏以来、そんな大きな標高差を登ってないので、大丈夫かな?という気もしないではなかったのです。
今回のコースは山頂から東に延びるなだらかな尾根上に、四国電力の鉄塔がいくつか立っていますが、その保線路を利用して登るコースです。
車道を100mほど歩いたところから、保守路への進入路が見えます。
なお、車道をそのまま走れば船窪のオンツツジ群落方面に行けます。
保線路入り口通過は9時10分です。
保線路に入ると直ぐに、上方にモチツツジが狂い咲きしているのが見えました。
この日は花は期待できそうもないので、こんな狂い咲きのモチツツジでも見ると嬉しいです。
道はよくこなれた道で、電力の保線路は山を歩くものにとっては、ありがたい道です。
43番鉄塔を9時20分に通過し、44番鉄塔は9時27分に通過します。
ここで標高約257Mだそうです。
トップはTさん、私はセカンドを歩くのですがTさんは登りのペースが速いのです。私はといえば、登りはあまり速くないので、いつものペースでついていきます。reikoさんのご主人にはちょっと申し訳ないですね。
帰りに見たら、その辺りの木が切られていたので、伐採作業中だったようです。
途中、こんな道標が何箇所かで立っています。
9時40分に45番鉄塔まで来ると、吉野川の向こうに阿讃山脈が見えてきました。
北側に高越山とはまた別のなだらかな山が見えていて、なんだろう?と思っていたのですが、オンツツジで有名な船窪山方面だったようです。
やはり車で来ただけでは、位置関係がちっともわかってないので、歩かないといけないですね。
9時51分、46番鉄塔を通過します。
ここまで来ると、雪がかなり目立ちます。
歩き初めから丁度1時間経ったことだし、眺めも素晴らしいので、ここで一本取ることにします。
あれはもしかしたら11月末に登った女体山方面ではないでしょうか?
生憎と大きな地図を持ってくるのを忘れたので、位置的な確認が出来ませんが、今から考えれば携帯野地図サイトを開けばよかったですね。
帰宅して確かめるとどうやら女体山などで間違いなさそうです。
ここからはいよいよ山道ですが、雰囲気の良い尾根道ですね。
500m置きぐらいにこの道標が立っていて安心です。
木々の間から高越山の山頂が見えてきたので、全員おおはしゃぎしました。
それまで西に向いて延びていた尾根ですが、ここからは南に向いて歩くような感じです。
目の前には高越山のピークがでんと聳えています。
けいさんの「山歩き紀行」は、よくまとめているね(*^_^*)
このまんま、データベース。
投稿: あゆ | 2010-01-23 16:31
あゆさん、こんばんは。
私のブログ記事は、コースタイムなども撮影時間が多くて、あまり参考には
ならないだろうと思います。
でも、自分のための記録ですからね。
最近、物覚えが悪いから、こうして記録取っておくと、後で助かるんですよ。(^_^;
投稿: keitann | 2010-01-24 00:10