010年早春、徳島散策、その9、スミレを見る
帰りの車道から眺めた山々です。
この5日ほど前に3月としては異例の積雪があったようですが、その後のポカポカ陽気で、雪もすっかり融けているように見えました。
徳島は標高の高いところではタチツボスミレが咲きますが、山すそ部分では香川と同じくナガバノタチツボスミレが多いようでした。
スミレはアスファルトの上などでも平気で咲いてますよね。
↑画像のナガバノタチツボスミレと、たった2mしか離れてないところに咲いていたので、危うく、これもナガバノタチツボスミレだと勘違いするところでしたが、良く見るとコスミレでした。
側弁の基部には毛がありますが、西日本のコスミレには有毛の物が多く、東日本のには無毛のものが多いそうです。
距はぽってりした感じでしょうか。
葉はにごった緑色で、裏は紫色を帯びるとあります。
香川の山ではいちばん多く見かけるスミレです。
葉脈が紫色を帯びるものが多いです。
ギボウシの芽だしみたいに見えますがね。
民家の近くでいっぱい咲いていたプリムラ・マラコイデスは、きっとこぼれ種から育ったものでしょうね。
山里で咲いているサクラソウは園芸種のものでも野草っぽく見えるから不思議です。
我が家のシャガはいまだに花芽さえ上げないのに、ずいぶん花の咲く時期が違うものです。
帰りの休憩でも、やっぱりこの桜を撮影せずにはおれませんでした。
この時期の徳島散策は早春の野草の様々な表情を見ることが出来て、実に楽しいのですが、今年も充実したものとなりました。
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