« 早春のスミレと樹木の花、その2、ダンコウバイとクロモジ | メイン | 早春のスミレと樹木の花、その4、アオモジ満開 »

2010-03-13

早春のスミレと樹木の花、その3、ウグイスカグラなど

この山に早春に来ると、ウグイスカグラの花もいつも確かめることにしています。

山頂付近にウグイスカグラの木が何本かあるのです。

さすがに、まだ時期が早過ぎて、咲いていたのはほんの少しでしたが、今年もあのなんともいえない独特のピンクの花に会えました。

P3081311

青空をバックにしたら、なんとも素敵なピンクなのですが、生憎とこの日は薄曇でした。

小さな花で、しかも少し離れた枝に咲いていたので、片手で引き寄せて、ちょっと苦労しました。(^_^;

大きそうに見えますが、実際はうんと小さな花で、花冠の長さは1.5センチぐらいです。

6月になると赤い綺麗な透き通った実をつけて、その実は、甘くて食べることが出来ます。

P3081273 それほどたくさん固まって生えているわけではないですが、低山などでも時折見かけます。

こんな可愛い色の花は珍しいので、出会うと嬉しくなります。

スイカズラ科の低木です。

P3081138 白い花が咲いていて初めて、「ああ、ナガバノモミジイチゴがもう咲く季節なんだな」と、思いました。

ダンコウバイやクロモジのことは思い浮かぶのですが、ナガバノモミジイチゴの花を見に行こうとは思わないのですね。

P3081338 しかし、この花、美人さんなんですよね。

ちょっとヤマザクラにも似た花と渋い葉っぱ・・・。

トゲさえなければいいのですが、そううまくはいかないものですね。

初夏に実るオレンジ色の実も絶品です。

P3081320 ヤシャブシも独特な花と実の姿を見せてくれます。

若葉も綺麗な色をしていますが、葉の展開する前の、花と実も、独特の光景を見せてくれます。

P3081362 そして、つい2月の末までは、山に入っても匂わなかった独特の匂い、そう、ヒサカキの匂いを今回は山のあちこちで、感じました。

そろそろヒサカキの花が咲き出したのだなと思い、葉っぱの下を見てみると案の定、咲いていました。

ヒサカキにも雄花と雌花があるそうなのですが、このときは観察し忘れました。

P3081354 ふと地面を見てみると、ツチグリがえらくたくさん出ていました。

今年は雨が多いのですが、ツチグリもキノコの一種だそうですから、そのせいかもしれません。

幼菌は食べられると書いてあるサイトもありましたが、ちょっと口に入れるのは勇気が要りそうです。

コメント

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ