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2010-04-07

愛媛の野山の早春の花たち、その2、ヤマエンゴサクなど

場所を移動すると、そこには思いがけず、ヤマエンゴサクが咲いていました。

ヤマエンゴサクは私の大好きな花の1つなのです。

P4048272

この時期にもうヤマエンゴサクが咲いているとは思っていなかったので、ちょっとびっくりしました。

花散策を始めたばかりの頃、ゴールデンウイークの頃は毎年のように剣山に登っていましたが、その剣山で良く見ていた懐かしい花です。

P4048301 良く見ると、斜面の上のほうにもあちこちで咲いています。

P4048333 地面の上には小さなエンゴサクの芽もいっぱい出ています。

来年はこの芽が育って花を咲かせるのでしょう。

ジロボウエンゴサクも大好きなんだけど、ヤマエンゴサクは四国ではある程度、高い山でないと見られないから、会えるとやはり嬉しいです。

ジロボウエンゴサクが隣のお姉さんなら、ヤマエンゴサクは深窓のご令嬢?なんてことはありませんが、やっぱりなかなか会えない花は憧れますよね。

P4048279   嬉しいことにシロバナネコノメソウも咲いてくれていました。

P4048321 ヤマエンゴサクがシロバナネコノメソウの株の間から顔を出していました。

色がもっと出ていたら、素晴らしいツーショットだったのに・・・。

P4048286 こういう花たちを見ていると、ほんとに幸せなひとときです。

P4048336 ハルトラノオも咲いていたのに、うまく撮影できなくて、ハルトラノオに申し訳ない気持ちです。

次回は皿ガ嶺ででも会えるでしょうか。

コメント

けいさん
ヤマエンゴサクの花色の違いは土質なんだろか。
個体差なんだろか。
前から気になってる。

5月に行く東北では、平地の道端に踏みつけるほど咲いてます。
だから、土地のひとたちは関心をもたない。
ぼくらがカメラを向けていると、、、

「なにをしているんだかぁ」って目で見ている(*^_^*)

去年は、近くのおばあちゃんが、
「そんなのが欲しいなら、いくらでも掘ってかっせぇ」って(*^^)v
あははは、写真だけでいいです・・・って返事した。

あゆさん、ヤマエンゴサクは個体差と言うか、地域差もあるかもしれません。

山陰のエンゴサクはそれこそ絵にかいたように真っ青ですよ。
しかも車道の傍らなんかに咲いてますね。

四国のはそれに比べるとブルーが淡くて、紫色がかってます。
剣山みたいな高山でもそうですから、個体差も少しはありますが、地域差みたいな
気がします。

オドリコソウも瀬戸内で咲くのは淡いピンクですが、高知のものは濃いピンクでした。

地元の人にとってはユキワリイチゲやフクジュソウだってタンポポみたいなものですよ。

誰も振り向きもしないみたいです。
写真なんか撮ってるのは町から来た人だけです(^_^;

けいさん

ヤマエンゴサクには関心があります。
地域差がある固体なのか、どうなのか。

んじゃ、それの種を別の地域に播いても「それ」の特徴がでるのか。
興味津々です。
青色の濃い固体の種を採取して試さなくっちゃ(^^)v
やりたいことは山ほどあります。

千葉のヤブの中を(人さまの土地だけど、、)キンランを探して歩いてたときです。
東京ナンバーのクルマが停まってて、近くでマムシグサを掘り出しているヒトがいました。
バツが悪そうな顔をしていたので、逆に声をかけてやりましたよ。

「向うに青軸のカントウマムシグサがありますよ」。

詳しくは聞きませんでしたが、もしかしてウラシマソウやユキモチソウと間違えてんとちがうかなとも思った。
マムシグサと知ってて採取してたのなら、テンナンショウ属のツウですね(^^)v
あれは、歩いてる前にあると避けるか目をそむけます。

あゆさん、ヤマエンゴサクに関しては、私は四国のものと山陰、それに岡山のもの
ぐらいしか見たことがありません。
春に関東や東北に行くことがありませんから・・。

でも、キンキエンゴサクなんてのもあるぐらいですから、地域差がある植物ではないでしょうか。
因みに越後屋さん方面で咲くのはオトメエンゴサクという名前らしいです。

山陰のエンゴサクはいただいたのがあるけど、ブルーが濃くて綺麗ですよ。
でも、種が結実しないんですよね。
これはどこに植えても綺麗なブルーですから、そういう花なんでしょうね。
PHは関係ないみたいです。

マムシグサの仲間をテンナンショウと言いますが、去年、私がちょくちょく行く野草見せのおじさんが
言うには、今、テンナンショウ属のブームなのだそうです。
なので、盗掘していたのかもしれません。
ユキモチソウなんか、直ぐに掘られてしまいますが、それでも山のほうの車道を走ってると、かなりの
ユキモチソウに出会いますよ。

ふ~む、けいさんのはハデじゃないけど、うんちくがあるなぁ。

以前は、テンナンショウ属のすべてを嫌ったです。
でも、
今は、かなりの種類を栽培してます。
ざっと数えただけでも、ニオイハンゲ、コビトハンゲ、ムサシアブミ、ヒメウラシマソウ、ホソバテンナンショウ、フイリオオハンゲ、ヘソクリ・・・けいさん、知ってる「ヘソクリ」??

あはは、好みも変ったもんだ(^^)v

あゆさん、うんと以前にsystemさんの掲示板でマムシ草の仲間は苦手みたいなこと
書いてませんでしたっけ?
それがいつの間にか宗旨変えされたんですね(^_^;

テンナンショウはどちらかというと南のほうの植物だと思いますよ。
四国には固有種も多く、イシヅチテンナンショウ、オモゴテンナンショウ、シコクテンナンショウ
などなど、いっぱい見かけますよ。
ミミガタタンナンショウなんて、気に悪いほど群生してます。
オオハンゲも香川の山に大群生してるけど、この前行ったとき、、綺麗に掘り盗られてました。
これもテンナンショウのブームなんていう、しょうもないブームのせいでしょう。
徳島にはムサシアブミの大群生する山もあるようです。
私が持ってるのはムサシアブミぐらいかな。
そういえば今日はうちの庭のカイウが咲いてました。あれもサトイモ科ですね。

ヘソクリって何かわからないから検索したらカラスビシャクのこと?
枯らすビシャクだけは見たことないです。

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