山好き、花好き

↑画像は数年ぶりで綺麗な姿を見ることが出来た由布岳です。

春だというのに、くっきりはっきりと秀麗な姿で佇む由布岳を見られたことがなんといってもいちばん印象に残りました。

自宅を７時４０分ごろ出発しましたが、この日の気温はやや低めだったでしょうか。

山陽道はあちこちでミツバツツジの仲間がピンク色で咲いていましたが、四国のように赤いオンツツジの色が見えないのがちょっと物足りないですね。

また山陽道では三原市辺りで山陽道の最高地点という標識が立っていてその場所の標高は３７５ｍだそうです。

ちょっとした里山ぐらいの高さですが、その付近ではさすがに山桜がまだ咲き始めでした。

１３時頃に関門海峡大橋を通過して、九州入りです。

１１月下旬以来ですから、５ヶ月ぶりに九州にやってきました。

九州に入って初めてのＰＡで娘に電話をして、だいたいの到着時刻を知らせます。

ＰＡの駐車場からは近くの低山が見えましたが、山肌で白く見えているのは香川の低山にも多いクロバイのようです。

福岡ではなんとか娘の済んでいる社宅にたどり着きましたが、娘のところからほんの少ししか離れてない場所に主人の学生時代の友人が住んでいるというので、お邪魔することになりました。

そうしたら、たまたまその友人の方も山登りをされる方だったので、夜は福岡市内のお店で３人でお酒を飲みながら山の話などで盛り上がったことでした。

九州は物価が安いので有名ですが、宿泊したホテルもずいぶんリーズナブルなお値段なのに、駐車場も無料で部屋は綺麗だし、朝食も美味しくて、ほんとにお値打ちでした。

翌朝は６時前から例の如く目が覚めたので、市内を散歩することにしました。

ホテルの窓からは素晴らしい朝焼けが見えています。

ホテルの近くには福岡県庁と講演があるのは、前日に主人の友人の説明でわかっていたので、そちらに向かいます。

この付近は大きなクスの街路樹とツツジの植え込みがすばらしいところでしたが、朝日がまだ昇ってないので、少し暗いです。

早くも咲いているイヌホオズキの花・・・。

この花、ずいぶん早くから秋遅くまで咲いているものですね。

この建物が福岡県庁のようです。

香川県庁に比べると、ゆったりと建っている感じがします。

公園ではまだヤブツバキが綺麗に咲いていました。

ヤブツバキってほんとにびっくりするほど花期が長いですね。

一方、藤棚ではフジの花が早くも見頃で咲いています。

今年は桜がずいぶん長く咲いていたのですが、フジの花が咲くのが早かったような気がします。

公園内ではあちこちでラジオからラジオ体操の声が流れていて、それに合わせて体操する人やジョギングしている人、歩いている人・・・・市民の憩いの場所になっている様子でした。

公園の中でマンテマが１株だけ咲いているのを見つけました。

香川でも中央分離帯などで群生していますが、まだ撮影していません。

こうやって１株だけ咲いているのは珍しいです。

住宅街を通り抜けてホテルへと帰る途中で、フジとアブチロンという珍しい組み合わせを見ました。

どちらも庭植えされる花ですが、洋風と和風の折衷ですが色の取り合わせもなかなか良いですね。

それにしても園芸種のフジは花序が長いです。

あるお宅の裏口にこんな札が貼ってあります。

有名な博多山笠に関する札のようですね。

こちらは「瓶屋」さんです。

ガラス瓶の専門店でしょうか。

旅をすると、なぜか早起きしてその辺りを１時間ほど散歩するのが慣わしになってしまいましたが、こういう路地裏の散策もなかなか面白いものです。