新緑の県境ドライブ、その1、身近な野草
5月前半に山に行き過ぎて、たくさんの花を見たので、アップがすごく遅れています。
今頃5月9日のドライブの記事をアップするのは気が引けますが、その後はあまり山にも行けていないので、ゆっくりとアップすることにします。
ご了承くださいませ。
さて、皿ガ嶺に行った翌日、好天に誘われて続けざまに今度は県境の山方面にドライブして来ました。スミレの咲き具合などをチエックしてみたかったこともありました。
土器川に沿った道を南に車を走らせていると、マンテマらしき花が見えました。マンテマは今では我が家の近くの道路の中央分離帯でもいっぱい咲いていますが、土器川沿いでは逸早く咲き始めたようです。
私の野草散策は、山登りで見かける野草もありましたが、もともとはこういった身近な野草から始まったのでした。
ですから、7,8年前には、怪しい人さながらに、カメラを持って、中央分離帯でマンテマの花などを撮影していたのです。(^_^;きっと車で走りすぎる人は、「あのおばさん、何してるんだろう?」と不思議だったことでしょう。
画像のお花はシロバナマンテマで、我が家の近くでマンテマも見かけますが、どちらかというとシロバナマンテマが圧倒的に多いように思います。
私の図鑑に目を通すと、マンテマは海岸に多いそうで、シロバナマンテマはマンテマの萼名状の母種になるそうです。
因みに、自生のマンテマは今年はまだ撮影してないのですが、このマンテマは我が家で去年種から育てたのが今年も咲いたものです。
もう7,8年も前のこと、車で幹線道路を通るたびに、赤い花が咲いているのがなんだろう?と気になったものですが、それがこのマンテマでした。
野草とは思えないほど、群生していると綺麗だったのです。
山の野草は可憐なものが多いですが、田んぼの畦や道端に咲く花も良く見れば可憐なものは多いです。
ただ、繁殖力が強いので、あまりにも普通に大量に咲いているので、美しさにも気付かず、慣れっこになっているのでしょう。
もう朝早いとは言えない時間帯だったのですが、マツヨイグサも咲いていました。チリ原産の二年草だそうです。
大きくて見栄えが良くて、もともとは庭植え用に導入されたのが野に逃げ出したらしいですね。
マツヨイグサの仲間は我が家にも二種類も咲くぐらいで、かなり繁殖力が強いものが多そうです。
河川敷に一面に咲いているクサフジとそれを見下ろすように咲いているマツヨイグサです。
山の光景は勿論好きですが、こんなありふれた光景も好きです。
この頃はまだ、麦の穂に緑色が残っていますが、今はもう黄金色に染まっていて、昨日は麦刈りの様子も見かけました。
讃岐では5月末頃に急いで麦刈りを済ませると、後はため池のゆる抜きが行われて、田んぼの一枚一枚に水が入り、6月中旬には一斉に田植えになります。
ついこの前まで冬枯れしていた木々がもうこれほど緑に染まっているのです。
車の窓から時折、真っ白な花が見えるのが気になって、なんだろう?と確かめると、マルバアオダモでした。
香川の山にはこの木が割合多いです。
私が野草散策を始めるきっかけとなったカキドオシの花が咲いています。
GWに家族で竜王山に登った折に、登山口で咲いていたこの花の名前がわからずずいぶんショックでした。
あれだけ山に登っていたのに、山に咲く花の名前すら分らないことが恥ずかしくて、それから急いで図鑑を買ってきて、花の画像を撮ってきては調べてきたのです。
駐車場の近くでコメツブツメクサの混じって白い小さな花が咲いていました。
初めて見る花でしたが、たぶんノミノツヅリだろうとわかりました。
ごく小さな花ですが、ナデシコ科の花は可愛いものが多いですね。
コメント