新緑の県境ドライブ、その2、オンツツジとミツバウツギなど
真っ赤な色も鮮やかで、一際目を引くツツジです。
大型のものでは樹高7mなどというとんでもない大きさになったりしています。
オンツツジの手前に、花の終わりかかったミツバツツジにピンクが見えていて、この赤とピンクの組み合わせは4月10日ごろに鈍行列車で阿讃国境を走ったときも、ずいぶん目に留まりました。
オンツツジの花の色合いは鮮やかな赤もアレア、少し色あせたような赤もあって様々ですが、これは少し色あせたようなピンクがかった赤です。
このときはまだ標高800mぐらいまでしか咲いていませんでしたが、きっと今頃は標高1000mの尾根筋でもオンツツジが満開だろうと思います。
真っ赤なオンツツジとは対照的にこちらは真っ白な小花を咲かせるミツバウツギです。
このミツバウツギは私は比較的最近になって知った花で、いちばん最初に見たのは、まだ3年ほど前だと思います。
ウツギとつく木はいろいろ種類が多く、ただのウツギやマルバウツギなどは個体数もとても多くて、山に行きさえすれば必ずと言って良いほど咲いていますが、このミツバウツギはあまり見かけないように思います。
ですが、香川と徳島の県境では時折見かけるようです。
上品で綺麗な花です。
前の記事でも出しましたが、マルバアオダモもこの日はあちこちで花盛りでした。
ヒトツバタゴという珍しい樹木がありますが、それもこの仲間のようです。
我が家にはシマトネリコというのを鉢植えにしていますが、いつか花が咲いたら、やはりこんな花が咲くのか、それも興味があります。
しかし、谷間の株はしたから涼しい風が吹き上げるからか、まだまだ綺麗に咲いてたようです。
ただし、ほぼ断崖絶壁になっていますので、近付くことは出来ませんでした。
極小のセトウチウンゼンツツジとは対照的に、大きなホオノキの花も、やはりこの季節に咲くんですね。
この木で樹高は10mは完全に超えていました。
カナクギノキの花は、4月に見ていたのでわかりましたが、この株は日当たりの良い場所で咲いていたのですごく花つきが良かったです。
こちらは花は咲いていませんが、山菜としていちばん美味しいといわれているハリギリです。
ただし、これだけ葉っぱが展開知ると食べるのは無理かもしれませんね。
こちらも残念ながら花はまだ見ることが出来なかったツクバネです。
ツクバネの花もいつかは見に行かなければと思っています。
もう少しすると六角形の可愛い実がなるはずです。
コメント