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2010-05-14

アケボノツツジ咲く稲叢山に登る、その2、アケボノツツジ白花

西門山には白花のアケボノツツジが咲くので有名ですが、5年前に行ったときは時期が早過ぎて白花は見ることが出来ず、私がアケボノの白花を見たのは三ツ森山だったのです。

そのときの記事はこちらです。

さて西門山のアケボノの白花はどうでしょう?

P5050157

結論から言うと、その日はまだ2分咲きにもなってなかったのですが、それでも3年ぶりに見ることの出来た白花のアケボノツツジを楽しむことが出来ました。

それに他の人もいなくて、二人だけで心行くまで眺めることが出来たのが良かったです。

P5050181青空にピンクのアケボノは難しいですが、白いアケボノは青空背景でもすっきりしています。

三ツ森山の白花アケボノよりも花の形もすっきりしているようです。

P5050176 白花の株の直ぐ近くには勿論普通のピンクの株があって、辛うじてツーショットで撮影します。

もう少し咲き進んでいれば見ごたえ充分だったでしょうね。

P5050216 ピンクのアケボノを間近で見ることの出来る場所もありました。

P5050250 近くにはブナの大木もあって、下から見上げるとその存在感はすごいものです。

P5050255 アケボノツツジも良いですが、このシロモジの黄色い花も私は大好きです。

P5050260 往路では気付かなかったのですが、白い花が向こう側に見えていて「もしかして白いアケボノ?」と顔を見合わせました。

近付くとちゃんと踏跡があったので辿っていくと残念ながらタムシバでした。

そうですね、こんな見事な白花のアケボノが2株もあれば、皆がほうっておくはずがありません。

P5050278 踏跡はどこへ通じる踏跡かと思ったら、谷を隔てた対面の岩場に咲くアケボノの絶好のビューポイントだったのですね。

P5050280 アケボノツツジは岩場を好んで咲くツツジで、この日はその後何度もアケボノを遠望する機会に恵まれましたが、岩場の周囲にはとりわけピンクが目立っていました。

P5050270 そういう私たちの足場の直ぐ下も岩場になっているようで、間近にアケボノツツジが咲いています。

ほんとにどこを見てもこの日はアケボノだらけという1日なのでした。

白花アケボノ友対面できたので、後は洞窟コースから稲叢山にでも登ろうかという話になり、再び分岐まで取って返します。

そうしたら、先を歩くTさんがどなたかと話をされています。

先ほどお会いしたFさんでした。

結局、Fさんがトンネルコースから登り、洞窟コースをアケボノが綺麗なところまで案内してくださるというので、ご一緒させていただくことになりました。

稲叢山をよくご存知の方と歩けるとは願ってもない幸運でした。

P5050313_2 ということで、2年前のオオヤマレンゲ山行以来でトンネルコースから登り始めます。

分岐からしばらくはシコクスミレやらコミヤマカタバミやらが咲く登りですが、以前来た時よりも花が少ないように思います。

Fさんのお話でも、今年は草花が異様に少ないということでした。

コメント

こんにちは。
アケボノツツジは見たことがありません。
白花とピンクのツーショットが撮れて良かったですね。
岩山の遠景写真がとても美しいです。

keitann様 こんにちは
下から記事を読みあがってきて、凄い事になっていると思いました。
四国は何処の山に行っても素敵な花に必ず出会うことが出来るように錯覚してしまいます。
もちろんkeitann様は場所と時季を選んで山に入っているはずですからそんな事ではないのでしょうね。

しかし、実に多彩な花模様ですね。羨ましい事です。
アケボノツツジの白花はなんと言う呼び名が妥当なのでしょうね。シロヤシオとも違うのですね。
写真の一枚一枚にkeitann様の心がこもっていて、どれもが素敵な画になっていますね。

多摩NTの住人様、こんばんは。

アケボノツツジはそちらのほうに咲くアカヤシオの母種になるとのことで、
見た目はアカヤシオとそっくりだそうです(私はアカヤシオを見たことないのですが)
四国の山ではたくさん見られるアケボノツツジですが、白花はやはりとても珍しいんですよ。

この日は白花も咲いていてほんとに幸運でした。

ぶちょうほう様、こんばんは。
四国の山には、ツツジの種類はとても多くて、アケボノツツジは特に多いようです。
先日のカタクリを見に行った岡山の山も良かったですが、ツツジだけはあまり見かけず
ツツジはやはり四国がいちばんだと思いました。
勿論、どの山にいつ頃咲くのか、そしてその年の気候を考えて、山に行く日を考えますが
考えをめぐらすのも楽しみの一つです。
アケボノツツジの白花には特に名前はついていないようです。
かなり珍しい存在なので、名前をつけるところまでいかないのでしょうね。
シロヤシオはゴヨウツツジのことですが、ゴヨウツツジとはまったく違います。
ゴヨウツツジは四国の高山ではアケボノツツジよりも半月以上は花期が遅いようです。
この山にもゴヨウツツジの株がたくさんありますが、この日はまだ花芽も膨らんでいませんでした。
ツツジは四国の山が日本中に誇れる花でしょうね。

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