天狗塚へ稜線漫歩、その1、最初はガス
6月16日、今年も剣山系の最西端に位置する天狗塚に登ってきました。
メンバーはいつもの山友達のTさんと、12月の忘年山行でご一緒した高松のEさんです。
天気予報では雨のち晴れとなっていましたが、最初は心配された空模様も稜線に着く頃にはすっかり上がり、やがて気持ちの良い青空が広がる素晴らしい天気に恵まれました。
↑画像は天狗塚山頂から眺めた三嶺、剣山、次郎笈などの素晴らしい山なみです。
Eさんとはその数日前に、県内の山でばったりとお会いして、そのときに近いうちに山にご一緒しましょうということになったのでした。
前夜に3人で携帯メールや電話などでやり取りして、結局、集合は仲南の道の駅と決めました。集合時刻ギリギリに道の駅に着いたところ、お二人はすでに到着されていました。
登山口までの林道は悪路なので、車はTさんのジムニーを出していただくことになりました。そして、吉野川沿いのいつものコンビニからはTさんに代わってEさんが運転してくださいました。香川はすっかり雨が上がっていたのですが、さすがに祖谷の山の中を走る頃には小雨がぱらつく天候に変わりましたが、なんとか天候回復を信じたいところです。
登山口では去年も咲いていたアサガラの花が今年も私達を出迎えてくれました。
このアサガラやオオバアサガラはエゴの花の仲間なのですが、この日は不思議とエゴの花はあまり見かけませんでした。
この日の登山口は他の車もとまっておらず、どうやらこの日天狗塚に登るのは私達だけのようです。
登山口に咲いていたノイバラですが、この後も登山道沿いにたくさん咲いていましたから、フジイバラかも知れません。
このコースはどちらかと言えば、花の少ないコースなので、カメラの出番は少なかったのですが、この日は私のカメラの調子もあまり良くなくて、ちょっと苦労しました。
これは徳島の山ではちょくちょく見かける小型のホウチャクソウです。
香川の山で見るホウチャクソウは草丈も60センチほどもあって大型ですが、国見山など徳島で見かけるホウチャクソウはなぜか小さくて草丈10センチそこそこです。
雨で笹などの下草が濡れているので、最初は雨具をつけて登ります。道は植林と自然林との境界に沿って登っています。
時折、その植林を伐採した空間から、祖谷の集落が見え隠れします。
まだガスが辺りに漂っていますね。
真っ白の花が清楚で好感が持てます。
途中の1476mピークまでは、とにかく登り一辺倒になっていて、花も少ないせいもあって、結構ハードと言えばハードな登りですが、Eさんがギンランを見つけてくれました。
この山のギンランは飛び切り小さいギンランです。
おまけにまだ天気が回復してないので、撮影しにくいことおびただしかったです。
登山口からここまでは約400mの登りです。
コースタイムは1時間となっていますから、まずまずのペースのようです。
コメント