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2010-07-19

010年夏、扇沢~鹿島槍、その3、ケルン

雨も上がったので、かなり気が楽になりました。降られてもそれはそれでいいのですが、何しろ雨具を着込んでいると暑いのがたまりません。

すでに首にかけたタオルが汗でびっしょりになっています。

P7144236

すでに標高は1700mに達しているでしょうか。

登山道沿いにはところどころで針葉樹が鬱蒼と繁っています。

P7144238 イワナシの葉は登山口から少し上で、すでに見かけていましたが、ここでは実をつけた株を見ました。

花はすでに終わっているみたいですが、まだまだ高度を上げていきますから、どこかで花が見られるかもしれません。

P7144248 西側に稜線が見えてきました。

位置的に考えると種池山荘から針ノ木へと向かう稜線が見えているはずですから、岩小屋沢岳とか鳴沢岳のようです。

P7144259 見覚えのある花芽が出てきました。

去年の白馬方面でも見ていますが、恐らくカライトソウではないかと思います。

カライトソウも私が登る時期には花には早過ぎるので、いまだにきちんと花を見てないですね。

後ろにはハナニガナのクリーム色の花がぼけています。

この付近のハナニガナは淡い黄色の花が多くて、珍しいと思いました。

P7144263 かと思えば、こちらは、四国でもお馴染みの真っ白のシロバナニガナ。

P7144265 

13時53分、ケルンを通過です。

地図にはケルンから種池山荘が見えると書いてありますが・・・・。

P7144267 確かに、前方の稜線上に種池山荘がしっかりと見えたのです。

雨がやんだだけでなく、展望も少し出てきて、予想外の出来事に嬉しくなってしまいました。

P7144272 事前にどこかで読んだのですが、ケルンから先の山道は勾配も緩やかになり展望が望めるとありましたが、まさにその通りでした。

ここから先は山腹を巻く様な感じで道がついています。

P7144273 左側に稜線を眺めながら、少しずつ高度を稼ぎます。

P7144279 毎年、アルプスで可憐な姿を楽しんでいるゴゼンタチバナに今年も会えました。

この辺りで標高2000m弱です。

そろそろ高山の花が現れて来そうですね。

P7144281 ゴゼンタチバナとイワカガミの花後の姿です。

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