« 010年夏、扇沢~鹿島槍、その3、ケルン | メイン | 010年夏、扇沢~鹿島槍、その5、ハクサンシャクナゲ »

2010-07-20

010年夏、扇沢~鹿島槍、その4、爺ヶ岳が、一瞬、見えた

その後も、種池山荘が時おり見えてきて、視界があるということは、たとえ曇っていても素晴らしいですね。

少しずつ高度を上げるに連れて、西側の稜線がせり上がってくるのを感じるのも楽しいものです。

P7144283

望遠レンズで引き寄せた種池山荘の姿です。

赤い屋根が目立っていて、去年の雪倉岳から朝日小屋が見えたときのことを思い出しました。

それにしても種池山荘って、ずいぶん良い場所に建ってますね。

P7144285 なんとまぁ、早くもツルリンドウの実が赤く色づいているのに出会いました。

今、こんな色をしているなんて、花は一体いつ咲いたのでしょう?

P7144286 Yさんのお気に入りのギンリョウソウが出てきました。

今年は雨が良く降りましたから、ギンリョウソウもあちこちで見られるはずです。

P7144291 ツクバネソウも群生で咲いています。

P7144292 これはミツバオウレンの実になった姿に違いありません。

北アルプスの標高2000m以上ではゴゼンタチバナ、ミツバオウレン、ツマトリソウ、イワカガミの4種類が、登山道を彩る代表的な花のようですね。

さてミツバオウレンにもこの後、実ではなく花の咲いている姿に出会えますでしょうか。

P7144294 左側に目をやると、岩小屋沢岳らしき姿が見えてきました。

種池山荘から針ノ木に向かって稜線を辿ると最初のピークですが、稜線上のちょっとした出っ張りという風に見えなくもありません。

実はこの稜線は数十年前に歩いているのですね。

P7207157 こちらは学生時代に買い求めた20万図の「富山」と「高山」を並べたものですが、赤いラインは4年の時の夏合宿で歩いたラインです。

このときは扇沢から針ノ木の大雪渓を登り針ノ木~赤沢岳~爺ヶ岳~鹿島槍~五竜~白馬~雪倉~朝日と歩いていますから、今回のコースも大部分は大昔に歩いたコースなのです。

しかし、大雪渓を登った記憶もほとんど残ってなくて、というのもこのときは写真があまり残ってないせいもありますが、人間の記憶力なんて、いかに頼りないものかということを思い知らされます。

こうして地図に歩いたルートを赤線でなぞってなかったら、歩いたということすら忘れるところでした。(^_^;

そういうことからも、記録や写真の大切さを思い知らされます。

何十年も経つと、憶えているシーンは限られたシーンだけになります。

P7207160「 富山」の東が「高田」そしてその東が「日光」となっています。

合宿では主に南北アルプスや北海道の山、そして定例山行では「高田」や」日光」に記されている上越国境の山々を歩いたものでした。

P7144301 思いがけず、オオバキスミレが現れました。

オオバキスミレは毎年、雪渓の近くで見ることが多いので、まだまだと思っていましたが、意外と咲いているものですね。

P7144311 ピンボケになってしまったのですが、ホソバキソチドリでしょうか。

それまで見ていたキソチドリより大型で、茎ががっしりしています。

P7144550 こちらがその後も見かけたキソチドリですが、かなり雰囲気が違うでしょう?

P7144317 ツマトリソウの咲いている花も出てきました。

段々花が出てくるようになって、カメラを休める暇がなくなってきました。(^_^;

すでに後輩のYさんはかなり前方を歩いているようです。

花が多くなると、Yさんと私の距離が広がるのです。

P7144334 登り始めでは花は終わって実しか見られなかったアカモノの花が、ここでは綺麗に咲いています。

標高差1000m以上を登る楽しみは花姿と実の姿、そして花芽の姿、いろいろな姿を見られるところでしょうか。

P7144339 イワカガミの花姿にもとうとう会えました。

この画像にはイワカガミの花後の姿、ミツバオウレンの花後の実の姿も写っています。

P7144355 登山道の真正面に一瞬、端正な三角錐のピークが見えます。

急いで地図を確かめると、あれが爺ヶ岳の南峰のようです。

明日の朝、登る予定のピークです。

P7144367 そして、左側の稜線にはこれまた格好の良いピークが見えてきました。

位置から言ってスバリ岳かどこかだろうと思うのですが、何しろ針ノ木がガスに隠れているので、位置関係が確かめられません。

コメント

ここ2・3日大変暑いですねぇ。
1から4と読ませていただき凄いのただ一言・・・
それに山旅の様子が良くわかり、私の勉強不足を痛感しております。

実は再会した友に来年大日岳から一緒に立山を眺めましょうなんて・・・・

よーくネットで調べていると標高差が1500メートルも・・・
平坦な道は慣れていても山道は12年以上ご無沙汰なのに私ったら・・と後悔しております。

毎週飯野山へでも練習に行かないとと考えているところです。

疲れた身を癒してくれるのはやっぱし高山植物ですよね。
素晴らしい山の旅ありがとうございます
引き続き読ませてくださいね。

まるかみさん、こんばんは。

私の場合はツアー登山ではなく、すべて自分たちで計画する山歩きなので
1回、1回の山行はしっかり頭に入っています。
家を出たときから山登りが始まっています。

大日岳は大学二年のときの夏合宿で最初に登った山です。
称名の滝から登り、標高差がかなりあるし、合宿初日で荷物もいちばん重く
ばてたのを憶えています。
でも、静かな山で、剣や立山の眺めも良かったと思います。
標高差1500mと言っても、登り口がかなりの標高なので暑さはましでは
ないのでしょうか。
でも、山は12年もご無沙汰なのですか?
それはちょっとトレーニングの必要があるでしょうかね(^_^;
飯野山は今の時期暑いので、少し高い山で足慣らしされると良いかも知れませんね。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ