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2010-08-07

8月初旬の東赤石、その2、イワタバコ

歩き始めは樹林帯の中の歩きなので、雨具を着るほどでもないと思い、折り畳み傘を差して登ります。学生時代の山登りでは、当時の雨具が濡れる蒸れると二拍子揃った出来の悪いものしかなかったので、山でも結構折り畳み傘を重宝したものでした。

勿論、使用は足場の良い登山道に限られますが、直ぐに差せるし、雨がやんだら畳むのも簡単なので、意外と便利です。何より、標高が低い場所での夏場の登りは雨具を着ると暑くて大変ですから・・。

それにしても、瀬戸内側はあれほどカンカン照りなのに、山の裏側は思ってもいなかった雨、こんあこともあるんですね。

P8058646

八間の滝の水量はまずまずでした。

歩きながらも、雨が止まないので、今からでも下って、雨の降ってなさそうな別の山に登ろうかという考えがチラリと頭をかすめます。

どうにもテンションが上がらず、歩きものろのろです。

まぁ、この天気では視界もないでしょうし、山頂に行くこともないので、オトメシャジンなどの花が見られればそれで良しと、考えを切り替えて、ゆっくり歩くことにしました。

P8058680 前回、7月1日のタカネバラ登山のときには咲いてなかったアクシバの花が咲いていました。

小さな花なので、見過ごす人も多いと思います。

でも良く見ると花冠の裂片がくるりんと反り返って、可愛い花です。

アクシバは去年の北アルプス朝日岳の下りでも何度か見かけて、「東赤石と同じ花が咲いてる」と妙な親近感を覚えたものです。

P8058791 後ほど、もう少し上で見かけたのはすでに実になっていました。

今日になって検索したところ、この赤い実は食べられるそうで、残念なことをしたと思いました(^_^;

ツツジ科の落葉低木とのことで、香川の山でも時々見かけます。

P8058690 オトギリソウの仲間もアルプスではたった1輪見かけただけでしたが、8月ともなるとあちこちに咲いています。

これはサワオトギリでしょうか。オトギリソウの仲間は苦手なのです。

P8058726 いつも最初の休憩を取る沢までやってきました。ここまで来たら、登るよりないですね。

沢の近くで群生しているテンニンソウに花芽が上がってましたが、花が咲いている時期には一度も来てないのですよね(^_^;

P8058721 橋に着いたのが8時46分です。

雨で気が進まなかったのが、直ぐにわかるようなコースタイムです(^_^;

撮影するにも暗くて、ISOをかなり上げても失敗ばかりで、トチバニンジンなどとうとう、まともな画像がありませんでした。

P8058752 10分ほど休憩して歩き始めます。

橋を渡って直ぐの分岐を、珍しく左コースで歩くことにしました。

この左コースを登りに使うのは3年ぶりぐらいです。

花が少ないのと、展望もないので、あまり好きではないのですが、とにかく、ロックガーデンにいちばん早く着くことは確かですから。

P8058768 そろそろ県内の沢に見に行かなければと思っていたイワタバコが咲いてました。

雨の中、登ってきた甲斐がありましたね。

東赤石は沢が多いので、あちこちにイワタバコが咲きます。

シャクナゲなどが見られる樹林の中をどんどん登っていきます。

しばらくすると下草の一切生えてない杉の植林となります。これが嫌で、あまり登りたくない道なのですが・・。

登りも結構きついのですが、そのぶん高度は稼げるのがこの辺りです。

P8058783ヒメシャラの木をところどころで見かけました。

P8058794 ノリウツギは低山から高山まで、いろいろな場所で見かけますね。

雨は相変わらず降ったりやんだりで、撮影には気を使います。

P8058809 地図中の第一渡渉点と書かれてある沢までやってきました。

すでに9時57分ですが、この日は山頂には行かないのでスローペースでもいいようなものですが・・。

ここで、雨が少し強くなってきたので、仕方なく雨具を着ることにしました。

かなり標高の高いところまで来たので、気温も低くなり、これなら雨具を着ても暑くなさそうです。

P8058832 沢を渡ると、しばらくはアップダウンの少ない道です。

緑がしっとりとした雰囲気の良い道を楽しみながら歩きます。

雨でなければもっといいのですが・・。

P8058855 テバコモミジガサは先ほどからたくさん咲いているのですが、暗くてなかなか撮影が出来ません。

ここに来てようやく、何とか撮影できました。

P8058860 このコースの中では印象深い場所がこの場所です。

沢の直ぐ横を通るのですが、少しぐらいの雨なら問題なく通れます。

この後、バイケイソウの花後やトリカブトの花芽などを見ながら歩きます。

地図中の第二渡渉点までやってきたら、1組のご夫婦が休憩中でした。

まだ11時前というのに、早くも下山?と思ったら、奥様のほうが体調が悪くて撤退されるとの事です。しかも山荘まで後ちょっとというところまで登っていたようで、ご主人のほうはオトメシャジンが見られなくて残念がっていらっしゃいましたが、そりゃそうでしょうね。

でも、奥様のほうは簡単なビニールガッパでしたから、あれでは東赤石の登りはちょっときついでしょうね。

第二渡渉点を渡ると山荘までは30分ぐらいなので近いものです。

こちらのコースは3年ぶりなので、コースの細かいところを結構忘れてました。

それに引き換え、左コースはここのところ毎年3度は登っているし、6月7月と立て続けに登っているので、コースの詳細が頭に入ってます。

P8058897_2 登山道からリョウブの花が咲いているのが見えました。

そういえば、剣山でリョウブの花を見るのも、この季節ですね。

たくさん咲いていると甘い香りが漂う花です。

P8058902 この辺りまで来ると、何とか見られるヤマアジサイが咲いています。

下のほうのヤマアジサイはとっくに花が終わっていました。

P8058924 これはフウリンウメモドキの実ですね。

P8058931 こちらのコースで初めて出てくるタカネバラです。

4年前に私が初めてタカネバラを見たのがこの株に咲いていた花でした。

今はもう実になっています。

この実が秋には真っ赤に色づいて、また美しいのです。

P8058974 花が終わってしまったシモツケにトンボがとまってくれました。

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