010年初秋の九州ドライブ、その7、ナガミノツルキケマン
牧場でソフトクリームを食べたら、あとは別府を目指して走るだけです。
ところが、長者原も過ぎて九重が見えるのも終わりかなと思っていた頃、「九重夢大吊橋」という標識を見かけました。やまなみハイウエイから、ほんの少し入るだけのようなので、立ち寄ることにしました。
吊橋には当然、橋の両側に渡り口があるわけですが、私たちが着いたのはどうやら北方エリアとういう渡り口のようです。もう1つの中村エリアというほうがメインの渡り口のようでした。
祖谷のカズラ橋を大規模にして鋼鉄製にしたものといえば良いでしょうか。
私は特に怖いとは思いませんでしたが、高所恐怖症の人はちょっと渡るのは止めたほうが良いかも知れません。
下には沢が流れていて、沢からの高さは173mだそうです。
途中3人ほど警備員の方が見張っていました。確かに、1つ間違えて転落すれば、命はまずないでしょう。
白い小さな花、ハシカグサが咲いています。
毎年どこかで見かけますが、今年は九州での初見となりました。
もう秋だというのに、まだキケマンの仲間が咲いてると不思議に思ったのですが・・・・帰宅して調べたところナガミノツルキケマンでした。
秋まで咲くのはこのキケマンだけらしいですね。
「 ツルキケマンの変種で花が母種より黄色が濃く、密につき、果実が細く種子は一列に並ぶ」とあります。
準絶滅危惧種なんですね。
周囲に見えてるのはカナムグラの葉っぱです。
九重に近い場所では、ゲンノショウコが紅白で仲良く咲いています。
確か2年前に長者バラで見かけたのも紅白で咲いていました。
これはクサネムのようです。市内にも大群生している場所があるのですが、まだきちんと撮影に行ったことがないです。
観光ついでにも野草散策できるのがありがたいです。
今年の春に見て、まだ4ヶ月も経っていません。
あのときも娘の住む福岡を訪れた帰り道でした。
車道から由布岳がくっきりと見えますが、春のまだ芽吹き前の山肌が茶色かった時期とは、印象が違いました。
走る車の中から、バシャバシャと適当に何枚か撮影したものです。
今まで何度も九州に来ていながら、今回も登ることが叶いませんでした。
前回と同じく、佐賀関からフェリーに乗っても良かったのですが、たまにはということで、今回は高速が無料になった大分~臼杵間を利用して臼杵まで行き、臼杵~八幡浜フェリーでゆたりと昼寝をしながら帰途に着きました。
九州へのドライブはこれで6,7回は来ているはずですが、最近は雄大な阿蘇が気に入っていて、今回も阿蘇の良さをしみじみと感じました。
こんにちは。
楽しそうなドライブですね。
九州には今まであまり縁が無く、阿蘇山にも行ったことがありません。いつかゆっくりと眺めてみたいものです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2010-09-10 18:28
多摩NTの住人様、こんばんは。
10日夜から上京していたので、お返事が遅くなりまして申し訳ありませんでした。
東京からは九州は遠いので、九州にはまだ行かれてない人が多いみたいです。
植生も素晴らしいですが、雄大な阿蘇の景色と美味しい食べ物も魅力ですので、お時間が出来たらお出かけされるといいですね。
投稿: keitann | 2010-09-13 23:00