今年も秋の伊予富士を歩く、その3、赤い実
↑画像ではまだ伊予富士の山頂が見えていません。途中に尾根が派生していて、その尾根が邪魔をしていて見えないのです。
稜線わきに生えているドウダンの一部だけが赤く染まっていました。
葉がずいぶん焼けていて、はっきりとわからなかったのですが、このときはフウリンウメモドキの実かと思いましたが、後で調べるとアクシバでした。
アクシバがこんな日当たりの良い稜線上に生えているのも珍しいですね。
8月初めの東赤石で見たものです。
アクシバの実に続いて、ツルリンドウの実もTさんが見つけてくれました。
ツルリンドウは高山では早くも花が終わって実になってるのですね。
どうやら、9月末の梶ヶ森で見たツルリンドウの花が、今年の最初で最後に見たツルリンドウの花になったようです。
後方を振り返ると、笹ヶ峰からちち山、そして冠山までの稜線がきれいに見えています。
桑瀬峠からほとんどアップダウンのない道でしたが、鷹ノ巣山に伸びる尾根を乗っ越す場所があって、この部分だけがほんの少し樹林になっています。
画像の部分を乗っ越せば、伊予富士が目の前に姿を現すはずです。
今から登る山を眺めながら歩くのはなんというか、気持ちが高揚するものですね。
足元にはアサマリンドウも咲いていてくれ、鼻歌でも歌いたいほど快適な歩きです。
広角で撮ると中央に寒風山、その右に笹ヶ峰、ちち山が見えます。
手前右の緑の濃いのが先ほど乗っ越してきた鷹ノ巣山に伸びた尾根ですね。
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