念願の三嶺に登る、その6、リンドウ
紅葉した木々や向こう側の稜線、それに剣山などが見え始めると、登りも苦にはなりません。
しかし、撮影の時間は長くなり、なかなか山頂に着きませんが、そのために早出してきたのですから、それもまた良しですね。
上を見上げると、岩場の辺りが赤や朱赤に染まっています。見事です。
残念なのは空が真っ青ではなくなって、高曇りのような色になってきたことです。
この辺りはちょっとしたガレ場のようになっていますが、山道を歩いている分には特に危険と言うことはありません。
岩が白っぽく見えるのは石灰岩でしょうか。
三嶺避難小屋の水場のようですが、小屋からだとかなり下ります。
頭上はカラフルに色づいた木々。
お花はほんとに少ないのですが、それでもリンドウの花がちらほら咲いています。
先ほどから見えていた鹿よけのテキサスゲートまでやってきました。
鹿が入るのを防ぐもので、剣山のキレンゲショウマの自生地にも、3,4年前から設置されています。
笹原にはやはり鹿がシコクミヤマザサの笹原に入るのを防ぐためのネットが張り巡らされています。
もう稜線に出ると言うところで、かわいいリンドウが咲いていました。
稜線に出た途端に池があるんですね。
keitann様 こんにちは
頂上付近の紅葉が見事ですね。
仰言る通り、これが晴天の下でしたら、すごい事になっていたことでしょうね。
でも、これでも充分以上の眺めだと思います。
リンドウもこれなら未だ花を開いて見せてくれていますものね。
マユミも相変わらずほのぼのとした色になって見えますね。
ところで赤く見えていた葉はツツジ科のものが主体ですか。
笹原を登りきると稜線につき、そこに池があるなんて、踏ん切りの良いことですね。
池の先は山頂なのでしょうか。
投稿: ぶちょうほう | 2010-10-27 11:31
ぶちょうほう様、こんばんは。
石鎚もそうですが、岩場の近くは風通しが良いためか紅葉などは他の場所に先駆けて染まるようですね。
初めての三嶺でこれだけ展望に恵まれたのですから、上出来だったと思います。
今年は紅葉はだめなんじゃないかといいながらも、やはり山の紅葉は一味違いますね。
四国の紅葉はカエデ類の赤が多いようで、北アルプスのナナカマドの紅葉とはちょっと違うようです。
花は少なかったですが、紅葉に負けない深い青が印象的でした。
次の記事にも書きましたが、四国の高山ではコメツツジの紅葉も特筆すべきものでしょうね。シコクミヤマザサの緑の中に真っ赤なコメツツジの紅葉は四国独特の紅葉の光景かと思います。このときは時期が少し早かったですが、いつかコメツツジの真っ赤な色を見に行きたいものです。
三嶺のシンボルでもある池は、山道を稜線まで登りきった、目の前にありました。私も初めてだったので、いきなり池が現れたのに驚きましたよ。
投稿: keitann | 2010-10-27 22:19