« 010年高知花紀行、その5、タイキンギク | メイン | 010年高知花紀行、その7、アシズリノジギクと高知の食べ物 »

2010-12-08

010年高知花紀行、その6、ウスベニニガナといろいろな実

去年はウスベニニガナをずいぶん見た場所までやってきました。だけど、今年はたった1株しかありませんでした。それでも、大好きな花、ウスベニニガナを見ることが出来てほんとに良かったです。

Pb302811usubeninigana_tate

海からちょっと入った山の中でも見かけたことがありますが、たいていは海辺で見ることが多い花です。

Pb302814usubeninigana 伊豆諸島以南の暖かい海岸で見られる花だそうです。

実際、高知では良く見ますが、瀬戸内側には咲きません。

おそらくウスベニニガナと同じものと思われるカカリアのピンク花の種を今年は自宅で育てています。9月に種まきして、早くも花芽がいっぱいあがっています。

咲きあがったら、同じものかどうか比べてみたいです。

Pb302720yabutubaki 一輪だけですが、ヤブツバキも咲いていました。

もうそんな季節なんですね。

Pb302837 海岸線直ぐ傍まで山が迫っているのですが、一箇所だけ足を踏み入れられる場所がありました。

入ってみると、いろいろな実が目に付きました。

まずは目線からそう高くないところで、サネカズラの綺麗な実がありました。

高知はサネカズラの実も実に良く見かけます。

香川にもサネカズラはありますが、株はあっても実のついた株が少ないです。

Pb302858 上のほうにはたくさんのサネカズラの実がぶら下がっています。

木はアカマツでしょうか。

Pb302859 赤い実はいろいろありますが、中でも美しい実だと思います。

Pb302840 これもサネカズラですが、周囲の小さな粒を野鳥に食べられてしまったようです。

1月ごろになると、こんな食べられてしまった実を良く見るようになります。

Pb302843 かなり上のほう、頭上7~8mのところにも赤い実が見えるのですが、肉眼ではわからず、望遠レンズで撮影した画像を見てわかりました。

マユミの実が弾けた後のようです。

Pb302846 こちらはツルウメモドキですね。

例年ですと、秋の山歩きで良く見ますが、今年はどういうわけか見てなくて、これが初見でした。

Pb302849 赤い実と黄色い花が同時に見られるシロダモの木です。

これは香川の里山にもずいぶん多いです。

Pb302867 ハマヒサカキの花も咲いています。

普通のヒサカキの花は早春に咲くのですが、ハマヒサカキの花は初冬に咲くんですね。

ガスのような香りはヒサカキと同じです。

Pb302864ノジギクと一緒になにやら小さなピンクの花・・・・。

茎に下向きに生えた鋭い棘がありますのでママコノシリヌグイでしょうね。

秋の花ですが、まだ咲いているんですね。

Pb302821 車道端に大群生しているノジギクの花を最後に見て、次は足摺岬へと向かいました。

コメント

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ