010年高知花紀行、その6、ウスベニニガナといろいろな実
海からちょっと入った山の中でも見かけたことがありますが、たいていは海辺で見ることが多い花です。
実際、高知では良く見ますが、瀬戸内側には咲きません。
おそらくウスベニニガナと同じものと思われるカカリアのピンク花の種を今年は自宅で育てています。9月に種まきして、早くも花芽がいっぱいあがっています。
咲きあがったら、同じものかどうか比べてみたいです。
もうそんな季節なんですね。
海岸線直ぐ傍まで山が迫っているのですが、一箇所だけ足を踏み入れられる場所がありました。
入ってみると、いろいろな実が目に付きました。
まずは目線からそう高くないところで、サネカズラの綺麗な実がありました。
高知はサネカズラの実も実に良く見かけます。
香川にもサネカズラはありますが、株はあっても実のついた株が少ないです。
木はアカマツでしょうか。
これもサネカズラですが、周囲の小さな粒を野鳥に食べられてしまったようです。
1月ごろになると、こんな食べられてしまった実を良く見るようになります。
かなり上のほう、頭上7~8mのところにも赤い実が見えるのですが、肉眼ではわからず、望遠レンズで撮影した画像を見てわかりました。
マユミの実が弾けた後のようです。
例年ですと、秋の山歩きで良く見ますが、今年はどういうわけか見てなくて、これが初見でした。
これは香川の里山にもずいぶん多いです。
普通のヒサカキの花は早春に咲くのですが、ハマヒサカキの花は初冬に咲くんですね。
ガスのような香りはヒサカキと同じです。
茎に下向きに生えた鋭い棘がありますのでママコノシリヌグイでしょうね。
秋の花ですが、まだ咲いているんですね。
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