010年高知花紀行、その4、ノジギクなど
ムラサキセンブリとヤナギノギクを堪能したら、いよいよ本日のメイン、高知の海岸の花を見に行きます。
11月後半から1月初めぐらいまで、高知の西部の海岸でいちばん目に付くのはなんといってもノジギクでしょうね。
海辺の断崖絶壁で可憐に咲いているノジギクとアゼトウナです。
図鑑には「高知の物部川から太平洋岸に沿って愛媛件まで咲く」とあります。実際、高知の海岸を宿毛まで走っているので、その言葉は実感として納得できます。
まるで植えているかのように、群生しているノジギクの花はぱっと見ると、マーガレットでも咲いているのかと思うほどです。
10mほど下には太平洋です。
車道の傍らをピンクの花が見えたと思ったらハマナデシコでした。
ハマナデシコも瀬戸内海の海辺ではすでに枯れているのですが、ここ高知の海岸では12月になってもまだ華やかに咲いているのを良く見ます。
断崖絶壁で咲いているアゼトウナはノジギクよりももっと海辺に近く咲きます。
波が高いときは、波をかぶるであろう、そんな場所でも平気で咲いています。
ノジギクやアゼトウナだけでなく、ツワブキも、もちろん咲いています。
我が家の庭で元気に咲いているツワブキを見ると、つい忘れがちですが、ツワブキは海辺の花ということをしみじみと感じます。
道路法面で咲いているノジギクの向こうに赤く見えているのは夏の花カンナです。
高知ではカンナもブーゲンビリアも12月になっても咲いています。
一昨年は12月になっても室戸でハマユウの咲いている花を見ましたが、さすがにここでは花は咲いていませんでした。
海辺の花ハマゴウも実をつけていて、ハマゴウの実の香りを嗅ぐととても気持ちが安らぎます。
ところで、この日の食料調達は須崎インターから少し西に行った竹崎のお店です。
ここは玉子焼きとおむすびの店として有名らしいですが、もう5,6年前に四万十川に子供たちや甥っ子、姪っ子を連れて行ったとき以来、いつも立ち寄るお店です。
手作りのおむすびと玉子焼きがとても美味しくて、カツオ飯などもあります。
讃岐のうどん屋さん同様、大鍋で炊いたおでんもあって、パックに入れてもらえます。
もちろん、おでんも調達しました。(^_^;
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