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2010-12-04

010年高知花紀行、その3、トサミズキ

香川の山でも、ここのところよく見ていたヤマラッキョウですが、ムラサキセンブリが咲く蛇紋岩地にもかなり咲いていました。

Pb302264

しかし、花はまだほんの咲き初めで、蕾が多かったようです。今年の高知のヤマラッキョウは12月に見ごろを迎えそうです。

Pb302240 設定を間違えて白とびしてしまいましたが、驚いたことにウメバチソウもまだ咲いていました。

去年、徳島でも11月にたくさんのウメバチソウを見て驚きましたが、リンドウと同じく、ウメバチソウも低山では晩秋の花なのでしょうか。

Pb302270 トサミズキの木も見えています。

トサミズキは私が植えたのも我が家の庭でよく育っていますが、もともとは蛇紋岩地に自生する樹木です。

朝の陽射しを浴びて、少し紅葉しています。

Pb302363 我が家のトサミズキは、ほとんど落葉してしまいましたが、高知は暖かなので、まだ葉が良く残っていますね。

Pb302310 蛇紋岩をバックに咲いているヤナギノギクです。

まるで針金みたいに細くてぴんと張り詰めた茎をしています。

Pb302549 これも蛇紋岩地に多いとされているナガバノコウヤボウキがすっかり綿毛になっていました。

ナガバノコウヤボウキは私が時折登る里山にも咲きますが、他の山ではあまり見かけない花です。

コメント

keitann様 こんにちは
確かにナガバノコウヤボウキはそういつも見るものではありませんね。
小生も蛇紋岩地の山でのみ見かけるのです。
トサミズキはヒュウガミズキは三河の山では見たことが無いです、精々園芸品でしか観ませんね。

ヤマラッキョウ、とウメバチソウとではどちらが出現頻度が多いですか。
小生はウメバチソウが珍しくて、この花を見るそれだけのために出かけたりしていました。

ぶちょうほう様、こんばんは。
ナガバノコウヤボウキは蛇紋岩地に良く出現する植物のようですが、香川でも私が良く行く山にたくさん自生しています。
コウヤボウキの隣にナガバノコウヤボウキが並んで生えている場所もありますよ。
ミシマサイコなども見かけますが、蛇紋岩地ではないそうです。
トサミズキはこれはもう高知の蛇紋岩地でしか自生してないようですね。高知の蛇紋岩地ではごく普通に見かけます。でも、普通に庭植えにしても良く育つそうで、実際、我が家でも植えてから3年ぐらい経ちますが、順調に育っています。
ムラサキセンブリも順調とまではいきませんが毎年のように我が家でも咲いてくれます。
ヤマラッキョウとウメバチソウとでは、少なくとも香川ではヤマラッキョウのほうが普通に見かけます。
ウメバチソウの自生はおそらく香川にはないのではないかと思います。
徳島、愛媛、高知ではウメバチソウも良く咲くようです。私は毎年、9月末ごろに高知の山にウメバチソウを見に行ってますよ。

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