素晴らしい瀬戸の眺め、七宝山を歩く、その4、庄内半島
広角レンズに換えるのを忘れてしまい、望遠レンズでのみ撮影してしまい残念なことをしました。
讃岐の里山とため池、平野の様子が手に取る様に見えて、レンズ交換を忘れるほど見入ってしまったのかもしれません。特に中央部分に見える二つの池は高校時代に八の字型に周囲をはしった池だったので、懐かしかったです。
高校時代はバレー部に所属していたのですが、当時は冬場はボールを触らせてもらえず、基礎体力作りばかりでした。長距離の嫌いな私がふーふー言いながら走ったコースです。
後ろに聳えるのは大麻山で向こう側には金刀比羅宮があります。
七宝山というのは、この地域の人々には幾つかの山の連なった全体を呼ぶ山名でもあります。
私なども子供の頃から七宝山と呼びならわして来たので、志保山も稲積山も私にとってはごく最近まで七宝山でした。
一旦、稜線に上がってからはアップダウンはほとんどなくて、最大でもせいぜい30mのアップダウンです。
まるで遊歩道のような快適な道となっています。
道沿いには山桜の木がずいぶん多く、春に登ればどんなにか見事だろうと思わずにはいられません。
冬場に良く目に付く黒い実をつけたノグルミとコナラの紅葉です。
稜線はまっすぐではなく、全体としてみるとカーブしています。
あの草原からは西の方角が良く見えましたが、今度は東が良く見渡せます。
手前に見えている島は蔦島で、子供たちが小さい頃は海水浴に行ったりした島です。
道はだんだん広くなり、おそらく軽トラでも走れそうな道になってきました。
午後に入って、お日様が少し西に傾いてきました。
keitann様 こんにちは
穏やかな山稜を下の景色を見て、昔の思い出に浸りながら、ゆっくり歩いていくkeitann様を連想しています。
海を眺めて、身近な黄葉や木の実を確認、落ち葉を踏みしめながら、西日の中を温かく歩いて行く皆さんは、至福の時間の中にあるようですね。
これぞ冬の低山歩きの良いとこ取りではないでしょうか。
投稿: ぶちょうほう | 2010-12-15 11:13
ぶちょうほう様、こんばんは。
この稜線からは、瀬戸内側が良く見えるように木々を伐採してあって、随所できれいな海を見ましたが、南側の三豊平野側の展望が良く見えたのは、この場所だけでした。
ちょうど真下に、高校時代の思い出が詰め込まれた場所を見ることができ、懐かしい記憶がよみがえりました。
私の場合は、高校時代も大学時代も勉強よりも、クラブ活動のほうがずっと記憶に残っています。
このときの友人たちとは今でも付き合いが続いています。
庄内半島付近も高校時代に泳ぎに行った場所です。
昔の記憶が詰まった景色を、この年になっても身近に眺められるというのは、考えてみると最高の贅沢ですね。
天気が素晴らしく良かったこともラッキーでしたが、山歩き仲間は皆さん心やさしい人ばかりで、そういう意味でもほのぼのとした歩きとなりました。
まさに日溜りハイクでした。
投稿: keitann | 2010-12-15 22:46