素晴らしい瀬戸の眺め、七宝山を歩く、その6、フユノハナワラビ
きれいなフユノハナワラビをEさんが見つけてくれました。
フユノハナワラビはこのあたりの野山ではそれほど珍しいものではないですが、こうやって陽だまりに落ち葉の間からすっくと立っていると風情がありますね。
締まった良い株でした。
一等三角点は二等や三等に比べると、格段に大きいので、見たらすぐにわかります。
そして、一等三角点のあるこの山は、七宝山の中の幾つかのピークの中で高野山と言うピークのようです。
この山の南麓に下高野とか上高野と言われる地区がありますが、この付近を高野と呼ぶのでしょうね。
私も上高野という地名は子供の頃から聞いたことがあります。
香川には一等三角点は7箇所しかなくて、三豊にある一等三角点はこれひとつのようです。ちなみに、香川の一等三角点のうち、5つは見ましたが、後二つが未訪です。
山火事対策のタンクでしょうか。
稜線がカーブしているのと、だんだん西に進んでいるので、眺めが少しずつ変わってくるのが面白いです。
これまで歩いてきた七宝山と稲積山は峰続きではありますが、一応別の山であることは下から見ても窺えます。
ピンクのコウヤボウキの綿毛を発見しました。
日が差していて、とてもきれいですね。
この看板は1ヶ月ほど前に母と一緒に車で下見に来たときに見かけていました。
こんなところに「不老長寿の泉?」と不思議に思ったのでした。
ほんの少し下るだけなので、立ち寄ってみます。
ほんの少しずつ滴ってくる水を根気よくひしゃくに汲んでくださったYさんのご主人。
ちょっと飲む気にはなれない水なので、後で、皆で少しずつ、各自の悪いところに??つけてみました。
少しましになったかもしれません(^_^;
再び、登山道まで戻ってみると、登山道と平行してすぐそばを車道が通っています。
この前の下見では、ここを車で稲積山まで走ったのです。
神社までは車だとほんの5分ほど。
車道ができる前に登られたと言うreikoさんは、「こんなになって」と驚いていました。
高屋神社の上の社殿は標高400m以上まで登らないといけないので、参拝できない人のために、車道をつけたのでしょうが・・・。
ここまで来ると、南側の見晴らしが良くなって、遠くに落合峠まで見渡せます。
阿讃山脈の向こう側に見えているのが、標高1400m~1800mの矢筈山などの山なみです。
この翌週に、同じ山なみを反対側から眺めることになろうとは、このときは思っていませんでしたが・・。
この後も、きれいなアスファルトの車道はあるのですが、山道にこだわって登りました。
途中、岩の上にまたまた絶景を楽しめる場所がありました。
今度は庄内半島と手前に仁尾の浜辺が見えています。
下見の時にはコウヤボウキが花盛りでしたが、さすがに咲き残っている花は一輪だけでした。
でも、今年の夏の猛暑のせいか、どこの里山もコウヤボウキの花が極端に少なかったですが、稲積山では比較的たくさん咲いていたようです。
こんにちは。
ピンクのコウヤボウキが綺麗ですね。
不老長寿の泉は、確かに飲めそうな色ではありませんね。なぜそういう命名になっているんでしょうか。以前は、もっと水が湧き出ていたんでしょうかね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2010-12-16 08:33
多摩NTの住人様、こんばんは。
今日は寒かったですね。
コウヤボウキの綿毛は時々、ピンクのものがありますね。冬場はなかなか色のついたものを見られませんので、コウヤボウキのピンクの綿毛は絶好の被写体です。
不老長寿の泉といっても、溜まっている水はちょっと飲み難いですね。
山の清流ならいくらでも飲むんですけど(^_^;
投稿: keitann | 2010-12-16 23:12