4月中旬に見た花、その３、トサコバイモ
トサコバイモの花を偶然見つけてから3年目ですが、今年は開花時期がよめず、いつ見に行こうかと迷いました。あまり早くても咲いてないだろうし、かといって遅すぎて花が終わっていても困るし・・・他にも見たい花がいっぱいあるので難しいところです。
でも、意を決して14日に見に行くと決めました。
結果は、去年来たときよりも咲き進んでいたようですが、周囲のユキワリイチゲなどがたくさん咲いていて、今年はより春らしい環境の中で見ることができました。
ユキワリイチゲとのツーショットです。
一昨年、去年よりも、トサコバイモ、ユキワリイチゲともに花数も増えているようでした。
今年はこの前まで山には雪が降り積もっていたことも、花には良かったのかもしれません。
いちばん標準的な形をしたトサコバイモです。
この数日前に見たイズモコバイモは花が白いので直ぐに見つかりますが、トサコバイモは葉っぱが茶色いので、やはり目が慣れないと、見つけるのに時間がかかります。
中には緑色の葉をしたのもあります。
2株のコバイモを囲むように咲いているユキワリイチゲの花・・・。
まだ芽吹きの始まってない落葉樹林の林床は日が射すと明るく、去年、一回目に来た日はずいぶんと寒い日だったのと対照的でした。
こんなカールした形の花・・・去年も見覚えがあります。
葯の色が見える画像は今年は撮りませんでしたが、葯は紫色です。
花の形がよく似たホソバナコバイモは葯が白色なので見分けがつきます。
分布の上からも、四国にはホソバナコバイモは咲かないので、この形のコバイモはトサコバイモとわかります。
もう少しするとトクシマコバイモを見に行くかもしれませんが、今年は時間的に見に行く時間が取れないかも知れません。
よろしければこちらを参考になさってください。2年前に見たトクシマコバイモの記事です。
今回は、いかにも早春と言う雰囲気の漂う画像を撮ることが出来て、ほんとにラッキーでした。
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