マンサクの花を見に、その1、桜とユキワリイチゲ
去年の3月末は末っ子の入学や上京などがあって、バタバタしてしまい、マンサクの花を見に行くことが出来ませんでした。今年はぜひマンサクを見に行きたいと思っていたのですが、3月最終日の31日に、急遽、マンサクを見に行くことにしました。
私が見に行く山では桜が咲こうかという時期に、マンサクの花が咲くのです。
晴天を選んで行動した甲斐あって、素晴らしい青空を背景にしたマンサクを見るのは初めてのことでした。曇天でも咲いている花ですが、青空背景のマンサクはなんともいえないぐらい良かったです。
これからも毎年見に行きたい花になったのは間違いありません。
当日はどうしても銀行での用事があったので、それだけ済ませて9時過ぎに出発です。
香川の道を走っている間は、開花している桜を1本も見なかったのが、県境を越えるとすぐに山桜が綺麗に咲いてるではありませんか。車を停めて撮影したいと思いましたが、停める場所がないので諦めてそのまま走ります。坂を下って徳島側に入るとあちらでもこちらでも、桜の花が目に入りました。毎年、感じることですが、徳島は桜の咲くのが早いです。
香川を出た時点では13度ぐらいだった気温が徳島に入ったらいつの間にか15℃を越えていました。陽射しが強く、暑いぐらいなので、窓を開けての運転です。
さて、マンサクの山に向かっていよいよ山地に向けて走り始めるのですが、山に入る前に道沿いで咲いていた桜を一度撮影します。
この場所ではまだ1分咲きぐらいでしたが、後ほど見た桜は満開の木もありました。
桜の手前にはレンギョウの黄色も見えて、徳島はすでに春爛漫のようです。
この直ぐ後に、ナガバノタチツボスミレなども見かけましたが、あまりゆっくりはしていられないので、帰りに時間があれば撮影することにして、先を急ぎます。
山道をどんどん走っていたら、ユキワリイチゲの花が司視界に飛び込んできました。
今年に入って、ユキワリイチゲの綺麗に開いた姿をまだ見てなかったので、飛び上がるほど嬉しかったです。
徳島ではユキワリイチゲは絶滅危惧Ⅱ類だそうですが、確かに香川の山地で見るほど群生は見かけません。
徳島のは色は淡くて上品なユキワリイチゲが多いです。
丁度陽射しを受けて、気持ち良さそうに咲いているユキワリイチゲの花たち・・。
ユキワリイチゲだけは、快晴で気温の高い日に見るのがベストですね。
気温が低かったり、曇っていたりすると、閉じたままで開かないのです。
ともかくも、今年初めて、まともに咲いた花を見ることが出来て、目的の一つは達成でした。
コメント