マンサクの花を見に、その4、テングチョウ、カテンソウ
マンサクの花を一日中見ていたい気持ちはやまやまでしたが、ガソリン代も無駄には出来ないご時世となったので、今回は一日で二箇所を回る予定です。
いつも立ち寄る沢筋もちょっとだけ覗いて見ましたが、今年は春が遅く、花の気配は何もありませんでした。
しかし、こんな蝶を見ることができました。
口の辺りに何か長い突起が見えるので、直ぐにテングチョウとわかりました。山歩きを復活してから何度か見たことがある蝶です。毎年、春先に見ることが多いですね。
この蝶はキタテハか何かと思いましたが、調べてみると後ろの羽の黒い点が一つしかないので、キタテハではないようです。
タテハチョウの仲間と言うことで調べたら、どうやらヒオドシチョウというようです。
素早く飛ぶので、撮影しにくい蝶のようですが、たまたま止まっていたので,撮れました。
フキノトウはまだまだ多かったですが、山の中は妙に乾燥していたような感じでした。
いつもならコチャルメルソウの花が咲いている年もありますが、今年はまだまだ花芽もあがっていません。
行き道で見かけたユキワリイチゲは帰り道では、陽射しがなくなって、もう閉じ始めていましたが、もっと下ったところで、別のユキワリイチゲが咲いていました。
きっと行き道では陰になっていてt時手いたのでわからなかったのでしょう。
ユキワリイチゲは陽射しに敏感な花なのです。
ユキワリイチゲを見るために車を停めたら、嬉しいことに近くでカテンソウまで咲いていました。
カテンソウは春先に日陰で見る花ですが、このときは陽射しがあって、明るかったので、何とかはっきりと撮影できました。
確か雄花と雌花があったはず?と思ったのですが、これは雄花でした。
雌花は葉腋に小さく咲くそうです。でもマクロレンズでも持っていないことには撮影は無理でしょうね。
これも行き道では気付かなかったヤブツバキが綺麗に咲いています。
ヤブツバキの開花も今年はずいぶん遅れています。
桜は一日のうちでも朝と夕方とでは咲き具合が変わる花ですから、この日も行き道で見たより咲き進んでいたようです。
何しろ、平野部では20℃近くあった一日でした。
さて一旦、平野部に下りてきたら、次はまた別の方角に走ります。
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