春真っ盛りの皿ヶ嶺へ、その4、竜神平
歩き始めて直ぐに、まだ咲き始めの初々しいエイザンスミレが朽木の株元で咲いています。苔に覆われた朽木で咲いているエイザンスミレはなんとも可憐です。
皿ヶ嶺一帯はエイザンスミレもずいぶん多いのですが、この時期はさすがにエイザンスミレはほぼ花が終わっているので、まだ咲き残っていた花を見られて幸運でした。
上林峠から竜神平の一画に出るまではほぼ階段ばかりの登りで、「300段の階段です」とEさんに脅かされていましたが、ほんとにきつい登りです。
ひーひー言いながら登っていると、途中で展望の素晴らしい場所に出ました。
東の方角には、先ほどピストンしてきたばかりの陣ヶ森が見えています。
私は車で、二度ばかり上林峠経由で久万に抜けたことがありますが、とてもよいところでした。
登山道は車道の直ぐ上の尾根筋につけられているのです。
後少しで、竜神平に出ると言うところです。
皿ヶ嶺は遠くから見ても直ぐにわかりますが、山頂付近はほんとに平原のようになっています。
道の傍らにはクロフネサイシンがたくさんあって、花がごろごろと言う感じで咲いています。
香川の山で見かけるクロフネサイシンは花つきがよくない株が多いですが、皿ヶ嶺のクロフネサイシンは花つきが良いですね。
先頭を歩かれているのはOさんです。
向こうのほうにブナの芽吹きの始まった林が見えています。
それにしても、竜神平はもともとは湿原だったのが、ますます乾燥化が進んでいるようですね。
私が皿ヶ嶺に訪れ始めてからでも、様子がかなり変わったように思います。
フモトスミレを見るのは久しぶりなような気がします。
keitann様 こんにちは
こうしてざっと見ただけでも新緑の美しいところですね。
気の合った皆様と一緒に過された時間はとても素敵なものでしたでしょうね。
クロフネサイシンはkeitann様とのお付き合いの中でのみ拝見するものですが、なかなか印象的な姿ですね。
エイザンスミレもドキッとするほど美しく撮れています。
投稿: ぶちょうほう | 2011-05-27 22:32
ぶちょうほう様、こんばんは。
皿ヶ嶺はブナの多い山で、そのほかにも自然林がよく残っている山ですので、4月末から5月にかけてはいろいろな芽吹きがとても綺麗です。
花もさることながら、木々の芽吹きや下草の緑にずいぶん癒される山です。
花がなくとも森林浴のみでも充分満たされるような気がしました。
この後もスミレが出てきますのでそうぞお楽しみに・・・。
投稿: keitann | 2011-05-27 23:25
いい山ですね!
ブナの芽吹きの頃を歩くのを今年はしていませんでした。
クロフネサイシン、プラス補正で撮られたのでしょうか。花がはっきりわかっていいですね。
エイザンスミレも生き生きしていますね。
早くも梅雨入りになってしまって、山歩きが出来なくなりがっかりです・・・
投稿: noi | 2011-05-28 11:16
noiさん、こんばんは~。
皿ヶ嶺は標高1200mの山ながら、ブナの林もあり、花の種類も多くて、ほんとに気持ちの良い山です。
ブナの芽吹き・・今年は見逃されましたか?
こちらでは、まだ標高の高いところに登れば、何とか間に合うかもしれません。
クロフネサイシンは毎度撮影に苦労する花なんですよ。
地べたに咲いてますし、どうも光の処理が難しくて・・・。
私は設定はたいていの場合はホワイトバランスを曇り時に設定して、あとは少しマイナス補正気味に撮るのですが、このときはどうだったかしらん?
来週も晴れマークの日がないみたいですね。
私も天気の良い日を狙って、石鎚山系にゴヨウツツジを見に行きたいのですが・・。
投稿: keitann | 2011-05-28 21:26