春の三嶺を登る、その4、ヤマシャク花芽
先ほどから徳島の山では御馴染みのミツマタの木が時折見えているのですが、どれも花が終わっていると思っていたら、標高1000mを越えたらまだ綺麗に咲いている株がありました。
高い山に登ると、季節を遡ることになり、麓ではもう咲き終わってしまった花が、登るにつれ、まだ咲いているのが楽しみですね。
パーティーを組んで登っているので、ゆっくりとは撮影できませんが、それでも道中で花を見られるのは幸せです。
画像にはトリカブトの仲間の葉も見えています。
フクジュソウは今年の冬は我が家でもよく咲いたので、花の後の葉の様子や実の様子もわかり、とても参考になりました。
幹が黒くないのでシロモジと判断しましたが、考えてみれば、徳島の山では植林の林床には割りとシロモジが多いのです。
マルバコンロンソウも見かけましたが、花が半開きと言うところです。
あと10日遅かったら綺麗に咲いていたことでしょうね。
9時20分、自然林の中で一本取ることになりました。歩き始めから1時間近く経っています。
飲み物を少し摂ります。
登りなので結構おなかも空くので、少し食べ物も口に入れました。
気持ちの良い自然林の芽吹きの中で10分あまり休憩した後、再び歩き始めます。
1100mの登りという事は、山頂までに後一度は休憩を取るのでしょうね。
高度を上げるにつれ、木々の芽吹きは始まったか始まってないかと言う感じになりました。
点のような新芽が愛らしいです。
この辺りはモノレールのレールと平行して登っているのですが、ヤブレガサが群生していました。
ヒナスミレの葉は登山口の少し上から見かけていたのですが、それまで花が咲いている株がありませんでした。
花は期待してないコースだったのですが、思いのほか見られます。
廃屋の前には百葉箱もあり、普通の民家ではなさそうです。
後で検索したら営林署の小屋跡とか・・・。
そして、その向こうには沢が流れています。
沢がなければ、当たり前ですが、お風呂は作れませんよね。
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