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2011-05-16

春の三嶺を登る、その7、下山

結局、お昼を食べた避難小屋まで帰り、その後は登ってきたルートを下ることになりました。

引き返すときも稜線上は強い風が吹きすさび、吹き飛ばされないようにするので精一杯です。小雨もぱらつくし、このガスでは撮影も出来ないので、一眼カメラはザックにしまいこんで、下り始めます。

P5060292

画像は200mほど下って、平坦な笹原に出たときにコンデジで撮影したものです。

強風は南側から吹き付けてくるので、山の北斜面に下ってしまえば風も吹かず、あとは登ってきた道を下るだけでした。

P5067123 14時45分、廃屋まで下ってきました。

ここを過ぎると、急な坂もなくなるので安心です。

P5067126 途中で見かけたこの植物はヤマシャクヤクと一見似ていますが、葉がちょっと違いますね。

ルイヨウボタンでは?と思ったのですが、今日、別の山でルイヨウボタンを見て確かめてきたので、間違いないです。

P5067127 帰りにはヒナスミレの開花株を見つけることが出来ず、こんな蕾しか撮影できませんでした。

P5067128 やさしい雰囲気の自然林の中を下る高知の方々・・・。

P5067131 まるで自然林の中で佇んでいるかのようなGさん・・。

P5067132 頭上にはヤマザクラが咲いているので、それを眺められていたんですね。

P5067134 雨に濡れてしっとりと気持ち良さそうなヤマシャクヤクの株です。

P5067138 やがて登りのときにくぐったモノレールのレールが見えてきました。

P5067140 モノレールにはこんな小さな子供も乗っていました。

連休中なのでファミリーで来ているんですね。

P5067143 長かった下りもようやく終盤になって、下のほうにはいやしの温泉も見えてきた頃、Tさんがこんなテンナンショウを見つけました。

クロマムシグサというらしいです。初めて見ました。

P5067148 15時30分ごろ、いやしの温泉の直ぐ上まで下ってきました。

YさんとRさんが、デポした車を回収に行ってくださることになり、私たちは待っている間、その付近のワラビを摘んでいました。

近くではこんな花が咲いていました。

ノミノフスマですね。

P5067152 食べる量のワラビも採れたので、登山口まで下ります。

P5067153 登山口で咲いていたツボスミレです。

P5067156 ユキモチソウももう1株見つかりました。

P5067164 やはり登山口に咲いていたスミレです。

P5067157 下ってきた方角を振り返ると、朝と同じく自然林の芽吹きの色がなんとも綺麗です。

結局、下ってしまったら風もなく穏やかな天気でした。

どうやら稜線上だけが荒れていたようですね。

P5060295 結局、YさんとRさんが戻ってきたのは16時ごろでした。

その後、登ったメンバー全員で祖谷の美味しいお蕎麦を食べてから帰りました。

さらに私たち香川組3名は大歩危の温泉で汗を流し、疲れを取ってからゆっくりと帰宅したのでした。

連休中はどこにも出かけなかったので、そのぐらいの贅沢は許されるでしょう。

それにしても、さすがに標高1900m近い山には春の訪れも遅いのだと言うことを実感した一日でした。

コメント

三嶺~No7まで見ました、ガスと雨と寒さで大変でしたね~しかし、無事下山・・温泉で温まって帰宅!

終わり良ければ全て良し!下山を強行進行ぜずに元の道へ引き返したのは正解でしょうね、
良い経験でしたね~山は又今度いけます、

天気の良い日に花散策が一番です!

え~ちゃん、こんばんは。
この日の三嶺はどうやら稜線付近と高知側だけが天気が悪かったようです。
この天気ではルートのはっきりしない下りはちょっと危険ですね。
きちんとしたルートがあるならそちらから下るのが正解ですよね。
そうそう、山は逃げませんから、無理に危険を冒す事はありません。
雨の中を歩くのも良い経験ですが、この日の山は高かったので、花には少し早すぎたかな。

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