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2011-06-25

6月後半の花①オカトラノオとウツボグサ

丁度一週間ほど前のこと、まだこんなに暑くなる前のことですが、この季節には行くことがない海辺の低山に行ってきました。といっても車でほとんど登り、その後少し歩いただけですが・・。

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他の植物の様子を見に行ってきたのですが、思いがけずオカトラノオに会えました。

オカトラノオはいつも県境方面の山で見ることが多いのですが、こんな低山にもちゃんと咲くんですね。何年も前に市内の低山に初夏に登ったときにやはりオカトラノオを見ていますから、不思議でもなんでもないのでしょう。

P6172513 県境方面では綺麗に咲きあがった頃でしょうが、ここは海抜300mちょっとの低山ですから、すでに半分は咲きあがってしまった後でした。

サクラソウ科オカトラノオ属、穂が綺麗にたなびく花は表情豊かです。

P6172506 オカトラノオの直ぐ近くにはウツボグサが群れて咲いていました。

私の頭の中ではウツボグサ、オカトラノオはたいていセットになっています。

P6172509 草むらを紫に染めるほどではありませんでしたが、この時期の御馴染の花に、今年はいつもとは違う場所で会えてほっとしました。

P6172518 テイカカズラも低山に多いのは冬場の山歩きでわかっているのですが、こうして花が咲いた姿を目の当たりに見ると、小さな驚きですね。

P6172537 コゲラがカタカタとサクラの幹をせわしなくたたいています。

P6172543 サクラで有名なその山も、今はひっそりと静まり返っていて、サクラの木にこんなに実がたくさんなっていました。

今年はサクラの実を見ることがいつもより多いように思うのですが、皆様はいかがでしょう?

P6172556 ここでもウグイスカグラの実を発見・・・。

手が届く場所だったので、ひとつ頂いてお味見しました。

ウグイスカグラの実を食べるのは5年ぶりぐらい?

ほんのり甘い味でした。

P6172499 ザイフリボクの実はまだまだ熟してなくて、葉の色も春先に見るのと違い、すっかり青々として、最初はわからなかったほどです。

P6172571 マンテマの花も我が家の花壇に植わっているのは1株がものすごく大きくなって、楚々とした風情がなくなっていましたが、野に咲くマンテマは可憐です。

P6172594 帰りの車窓からは初夏の風物詩、玉ねぎの葱坊主が見えました。

西讃では玉ねぎの種を採取するために、この時期葱坊主を見かけることが多いのです。

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