6月後半の花①オカトラノオとウツボグサ
他の植物の様子を見に行ってきたのですが、思いがけずオカトラノオに会えました。
オカトラノオはいつも県境方面の山で見ることが多いのですが、こんな低山にもちゃんと咲くんですね。何年も前に市内の低山に初夏に登ったときにやはりオカトラノオを見ていますから、不思議でもなんでもないのでしょう。
県境方面では綺麗に咲きあがった頃でしょうが、ここは海抜300mちょっとの低山ですから、すでに半分は咲きあがってしまった後でした。
サクラソウ科オカトラノオ属、穂が綺麗にたなびく花は表情豊かです。
オカトラノオの直ぐ近くにはウツボグサが群れて咲いていました。
私の頭の中ではウツボグサ、オカトラノオはたいていセットになっています。
草むらを紫に染めるほどではありませんでしたが、この時期の御馴染の花に、今年はいつもとは違う場所で会えてほっとしました。
テイカカズラも低山に多いのは冬場の山歩きでわかっているのですが、こうして花が咲いた姿を目の当たりに見ると、小さな驚きですね。
サクラで有名なその山も、今はひっそりと静まり返っていて、サクラの木にこんなに実がたくさんなっていました。
今年はサクラの実を見ることがいつもより多いように思うのですが、皆様はいかがでしょう?
手が届く場所だったので、ひとつ頂いてお味見しました。
ウグイスカグラの実を食べるのは5年ぶりぐらい?
ほんのり甘い味でした。
ザイフリボクの実はまだまだ熟してなくて、葉の色も春先に見るのと違い、すっかり青々として、最初はわからなかったほどです。
マンテマの花も我が家の花壇に植わっているのは1株がものすごく大きくなって、楚々とした風情がなくなっていましたが、野に咲くマンテマは可憐です。
西讃では玉ねぎの種を採取するために、この時期葱坊主を見かけることが多いのです。
コメント