初めてのアルプス単独行、その15、ミネウスユキソウ
前後に人影はありませんが、道はしっかりしているし、千丈沢乗越までは一本道なので、迷う心配もありません。
次々とでてくる花に気をよくしながら歩きます。
すると、結構大株のウスユキソウの仲間が咲いていました。
09年の白馬山行で、雪倉岳を下っているとき、一度見ていますが、今回、西鎌尾根で見たミネウスユキソウはとても綺麗でした。
小さな下りに差し掛かったとき、イブキジャコウソウが見えました。
これも白馬山行以来かな?
香りも確かめればよかったのですが、荷物が重いので、なかなかかがみこめません。
次々と新しい花が出てくるので、展望がなくとも飽きませんね。
シコタンソウを見るのは5,6年前の北岳以来だと思うのですが、北アルプスにも咲くんですね。
いつもは7月半ばに来てるので、まだ咲いてないだけなのかも・・・。
樅沢岳の登りではイワツメクサをたくさん見ましたが、これはタカネツメクサのほうですね。
高山にはよく似た花が多いのです。
コバイケイソウは当たり年とそうでもない年があると聞いていますが、昨日からかなり見ていますから、今年は当たり年なのかも・・・。
西鎌尾根・・・思ったより、花がずっと多いようです。
が、アイゼンは要らないのですが、7月半ばは結構雪が多いんじゃないでしょうか。
雪が解けたばかりの場所に、コバイケイソウらしき芽だしが見えます。
ショウジョウバカマも雪解けしたばかりの場所で、もう咲いてます。
お馴染みの姿ですね。
去年の7月半ばは鹿島槍に向かう途中で暑さ1m~2mのを見ています。
10日違うと、ほんとに雪の解け方が全然違うものですね。
後で槍ヶ岳山荘で、先に歩いた単独男性から聞いた話では、この辺の雪渓にライチョウの親子がいたそうです。
残念・・・。
この小さな白い花、見覚えがあります。確か、ミヤマアタネツケバナでしたね。
ミヤマダイコンソウも稜線で咲いてることが多いので、こんなガスの中で見ることが多いですね。
7時15分、見事なチシマギキョウが咲いているところにやってきました。
そろそろ1時間歩いたので、チシマギキョウを見ながら軽く食べることにしました。
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