青春18きっぷで山陰小旅行、その5、文殊堂
いきなりの急登で、ただでさえ血圧が高く急激な運動が苦手な主人は息が乱れて大変です。登り始めから10分も経つか経たないうちに、休憩をする羽目になりました(^_^;
宿のポットの氷のたくさん入っている冷たい水を、持参のポットに入れてきたのを渡して飲んでもらいます。こういうこともあろうかと用意してきたのが役立ちました。
上のほうに何か見えてきて話し声がすると思ったら、最初の建物が現れました。
文殊堂です。
岩を削ったりせずに、でこぼこのある岩に合わせて建物を支える柱の長さを調節してあるんですね。
埋め込んだりせずに置いてあるだけの柱です。
山登りする人間にはおなじみの鎖場ですが、普通の方はきっと鎖場を登るのは初めての方が多いでしょうね。
横には巻道もあって、そちらからも来れるようですが、主人には巻道を歩いてもらうように言います。
時間があれば、四方をぐるりと回れればよかったのですが、バスの時間がありますので、北側の眺めだけ楽しみました。
ずっと北のほうは何も見えてないので、きっと日本海なんでしょう。
岩の上を歩いていきます。
前を草鞋ばきのカップルの方が歩かれていますが、肩にかけているのは入山時に渡される輪袈裟です。
この登山は修行ということの証です。
だけど、その大きな鐘、こんな険しい山道をどうやって持ち上げたのか謎ですね。
これは観音堂と言って、投入堂の一つ手前にあるお堂です。
道はお堂の裏側を回るようにつけられています。
普通の登山道と違い、矢印や道標は一切ありませんので、要注意です。
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