9月下旬の花、セトウチホトトギス
セトウチホトトギスを初めて見たのは、もう7年ほど前のことです。
それまでは県境の山でヤマジノホトトギスを見ていたのですが、葉の感じや花の感じが違うので、調べたところ、セトウチホトトギスとわかりました。
その後も、高松郊外の山で見かけたりしましたが、西讃でも所々で咲くのを見ています。
一見すると、花はヤマジノホトトギスと似ているのですが、よく見ると花柱に斑点が入ること、花柱の基部が黄色く色づくことなどが大きな違いです。
今回見かけた株はずいぶん大株で、これほどの株は珍しいと思いました。
花芽をびっしりと、1株に数十個も付けていて壮観です。
香川の山では標高の高い山地ではヤマジノホトトギス、標高が低い山ではセトウチホトトギスという風に棲み分けているようです。
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