石鎚へ秋の花散策に、その5、シコクブシとオオトウヒレン
いつもは剣山で8月後半ぐらいに見ているシコクブシですが、今年は石鎚で見ることができました。
剣山では、シカの食害でほかの花が食べられて、毒のあるシコクブシやカニコウモリばかりが繁茂しているという、ちょっと変わった光景になってしまいましたが、石鎚にはシカはそう多くはいないようで、まだまだ植生が保たれています。
ほかの花に混じって、ぽつぽつと咲くというのが本来の姿ではないかと思います。
中にシロヨメナの白がアクセントになります。
ミソガワソウといえば、今年は北アルプスで結構見ました。
どちらかというと夏の終わりの花になるようです。
この個体は咲き始めでずいぶん綺麗でした。
花をよく見るとラショウモンカズラみたいな花ですね。
ミソガワソウもずいぶんあちこちで咲いていて、花期が長い花であることを実感しました。
後方にぼけて写っていますが、オオトウヒレンの茎には翼があります。
草丈も1mほどもあって、大型です。
これは上のほうにしか花が咲いてないので、トモエシオガマでしょうか。
向こうにぼんやりと見えているのは表参道で、その向こうは青空っぽいですね。
去年来たときは、木材がいっぱい積んであって、道の補修中のようでしたが、補修も終わったようですね。
後ろの穂になった実はナンゴククガイソウですね。
オオマルバノテンニンソウの群落を何気なく撮ったものですが、あとで確認したらキレンゲショウマの実がいっぱい写っていますね。
夏の花はすっかり終わって、実になってるものばかりかと思ったら・・・
こんなところに、ヤマアジサイの咲き残りか返り咲きなのか、鮮やかなブルーがひときわ目につきました。
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