石鎚へ秋の花散策に、その6、シラヒゲソウ
この日もおあつらえ向きに置いてくれてあった箱の上に腰かけて、休憩を入れました。少しおなかが減ったので、おにぎりでも食べようと思っていたら、Eさんが草餅を分けてくださったので、これで山頂までは大丈夫ですね。
表参道からも少しですが登ってこられる方がいて、お話を聞いたところ、ロープウエイ乗り場まで、土砂崩れしている個所はあるのですが、ロープウエイの方が軽トラで乗り場まで乗せてきてくれたそうです。
でも、本格的な復旧は9月末までかかるそうなので、ロープウエイ利用を考えてらっしゃる方は要注意ですね。
この冬はずいぶんと雪があったので、この辺りはすっぽりと雪に埋もっていたのです。
さて、休憩も入れたので、山頂目指して、最後の登りです。
階段を上がっていくと、イワアカバナの小さな花が目に留まりました。
花は小さいけど、ピンクがひときわ濃いですね。
冬場に来たときはあったかな~?
雪に埋もれていたような気もします。
10年ほど前、末っ子を連れてきたときは、この小屋でジュースなどまだ売っていたような気がします。
冬に来た時も雪に半分埋もれながらも、小屋は存在してましたが、この後はどうなるんでしょう?
見頃は8月半ばごろだと思うので、まだ咲いているかどうか心配でしたが、とりあえず、きれいな個体も見つかりました。良かった・・・。
積雪期はこの手すりが雪に埋もれてしまい、結構怖かったところです。
リンドウとシラヒゲソウがツーショットで咲いていて、白とブルーがとても秋らしくてきれいです。
でも、残念ながら、小雨が降ってきたので、先を急ぎました。
下山時は幸い、撮影時だけは雨が降ってなかったのです。
可憐な花ですけど、たくましくもありますね。
Tさんがマクロレンズを貸してくださったので、マクロレンズで撮影したシラヒゲソウです。
思えば、10年前に石鎚へ当時小学生だった末っ子を連れて登った時、鎖場で咲いていた花がシラヒゲソウでした。
私にとっては思い出深い花ともいえます。
花の良い時期は過ぎていますが、この辺りではこんな風に群生で咲いています。
小雨に降られながらも、山頂直下のダイモンジソウだけはと思い、何とか撮影します。
これも花の時期には少し遅かったですが、それでもまだきれいです。
オオトウヒレンは先ほどから見ていましたが、この辺りで咲いていたのがミヤマトウヒレンです。
これも、以前石鎚に来たときにも見ていますが、花の綺麗な時期は初めてです。
オオトウヒレンよりも全体に小さく花も草姿も華奢です。
それにオオトウヒレンは翼がありますが、こちらはありません。
ミヤマトウヒレンの分布は愛媛、高知、奈良だそうです。
でも、この日の石鎚ではまずまず見ることができました。
こんにちは。
石鎚山は、さすがに植物相が豊かですね。
見たことのない花がたくさんで羨ましいです。
ところで拙ブログもお陰さまでpart3に突入しました。おついでの時にお越し下さい。
投稿: 多摩NTの住人 | 2011-09-18 17:09
多摩NTの住人様、こんばんは。
初夏から9月にかけての石鎚は花の山といってもよいですね。
シラヒゲソウがこんなに群生するのは、四国でも東赤石と石鎚ぐらいだと思います。
御ブログがpart3に突入されましたか?
それでは今から拝見に行きます。
投稿: keitann | 2011-09-18 23:16