10月中旬に見た花、シロバナサクラタデ
秋祭りの前から息子が休暇を取って帰省していたのですが、主人も私もバタバタしていたので、祭りが終わってからようやく息子を実家の母のところに連れて行きました。
母とたまには一緒にお昼にうどんでも食べようと思っていたら、来客が来て、玄関先で長話が始まりました。田舎の年配の方は、ちょっとした用事でも玄関先で長話して帰られますが、おかげさまで母も物忘れすることもなく元気で一人暮らしができています。
来客の長話の間に実家周辺をカメラを持って散策しました。
実家からほんの20mほど歩いた場所に休耕田があって、そこにシロバナサクラタデがちょっとした群生で咲いていました。
いつも実家に来ても、こちらの方角にはなぜか足を向けないので、こんなところにシロバナサクラタデが咲くのを知りませんでした。灯台下暗しですね。
我が家の近く、車で5分のところにも5年ほど前までは白花作たでが咲く休耕田があったのですが、そこに大きな会社の建物が建ってしまい、見られなくなりました。
久しぶりに豪勢な咲きっぷりを見られて、20分ほども眺めたり撮影したり、でした。
8月には島嶼部の広島で見ていますが、良く見るとまだこんなに咲く場所も残ってるんですね。
どうやらホソバヒメミソハギの花後の姿のようです。
アメリカ原産の帰化植物ですが、以前、花の時期に見たことがあります。
綺麗に紅葉するんですね。
私の住んでいる場所は住宅街なので、家のすぐ近くに田んぼがあるというわけではなく、こうしてたまに実家に来ると、田んぼ周辺の植物を見ることができます。
この休耕田にびっしりと繁茂しているのは、あんんとマルバツユクサなんですよ。
実家辺りでは普通のツユクサよりもマルバツユクサのほうが優勢になっています。
実家のすぐ近くの畔では私が子供の頃と同じようにヨメナやイヌタデが咲いていました。
田んぼの真ん中で育ったので、珍しい花は知らずに育ちましたが、ヒガンバナやタンポポ、ヨメナは子供のころから見ています。
特に春にたまに見ていたスミレやこのヨメナは、中でも大好きな花でした。
アキノノゲシは子供時代の記憶があまりありませんが、これも良い色ですね。
この眺めは私が子供のころから、ほとんど変わってないのが嬉しいです。
ヒメジョオンとバーベナリギダがこれも休耕田の傍で咲いていました。
シロバナサクラタデも見えていますね。
バーベナリギダはもともと園芸種として入ってきたのだと思いますが、野生化してるんですね。
この日、母と息子と一緒に、観音寺方面までドライブしてきました。
彼方に見えるのは阿讃山脈です。
三豊平野ではハゼがずらりと並んでいました。
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